8月14日早朝観測予定の“金星食” 『天地明察』で江戸時代の星空を楽しもう

天地明察

2012年は5月の金環日食をはじめ、天文現象が目白押しの天文ゴールデンイヤー。明日8月14日には金星が月に隠れる現象“金星食”が観測される予定です。

そんな天文イヤーの今年9月15日に公開される映画が江戸の星空を舞台にした『天地明察』。14日には映画公式サイトが金星食スペシャルバージョンに変わり、「北極星観測アプリ」など様々な企画で現代の星空を盛り上げます。

『天地明察』は、『おくりびと』で米国アカデミー賞外国語映画賞を獲得した滝田洋二郎監督の最新作。日本で初めての暦作りに挑戦した実在の人物・安井算哲(後の渋川春海)の物語で、原作は、「2010年本屋大賞」第1位に輝いた冲方丁の同名のベストセラー小説です。

主人公・安井算哲を岡田准一さん、その妻を宮﨑あおいさんが演じ、中井貴一さん、佐藤隆太さん、市川猿之助(前、市川亀治郎)さん、横山裕さん、松本幸四郎さんら豪華俳優陣が共演したことも話題を呼んでいます。

映画の中では、安井算哲が日食が起こる日を予報するシーンも登場。『天地明察』公式サイト金星食スペシャルバージョンでも、そんな貴重な天体ショーのシーンが映し出される予定です。

また、7月7日から8月末まで「夜空を作ろう!プロジェクト」が実施中。ユーザーが見た夜空を写真に撮って、『天地明察』公式サイトに投稿し、集まった写真が9月某日にひとつの夜空になって東京の夜に出現するという、未だかつてない試みが企画されています。どのような形で出現するのかはまだお楽しみ。

天地明察

起動すると、スマートフォン画面上で北極星の位置が確認できる「北極星観測アプリ」では、画面上には、安井算哲が生きた江戸時代当時の星図が現れるというこだわりもつまっています。

明日の“金星食”にあわせて、『天地明察』公式サイトやアプリで400年前の江戸の星空に想いを馳せてみてはいかが?

天地明察
http://www.tenchi-meisatsu.jp/

(C)2012「天地明察」製作委員会

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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