【比較】ノンアル・ビールテイスト7種飲み比べ対決、いちばんおいしいビール系はこれだ!オールフリー/ドライゼロ/ヘルシースタイル/零ICHI/カラダFREE/ドライゼロフリー

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何かと飲む機会が多いこの季節。おいしいビールを飲めるに越したことはないが、帰りのドライバーだったり休肝日であったりで、お酒が飲めない時の味方といえばノンアル・ビールテイスト飲料だ。すっかり定着した感があるが、気がつけばさまざまな付加価値がついたものも多数登場。そこで今回はビールの代用品という目ではなく、単純にどれがうまいかという視点で、飲み比べをしてみる!

 

サントリー、アサヒ、キリン…。ノンアルコールでもしっかりビール味がするのはどれなのか

今回の飲み比べに集いし7種のノンアル・ビールテイスト飲料たち。この呼び方自体もメーカーによって微妙に異なるので、あわせて随時紹介していこう。それぞれサントリービール・アサヒビール・キリンビールの大手3社からリリースされているが、トクホや機能性表示食品など付加価値のついたノンアルコール・ビールテイスト飲料も店頭に並んでいる。

 

記者の例でいうと、車を自分で運転することも多いので、家族や友人と外で食事をする際にノンアルコール・ビールテイスト飲料をよく嗜む。一方、家では毎日缶ビールで晩酌をするほどの酒好きなのだが、アラサー世代となり、さすがにお腹周りや健康のことも気になってきた。この機会に休肝日をしっかり設けようか……というところで、どうせ肝臓を休めるにしても、美味いものを飲みたい! という事情だ。

 

能書きはこのくらいにして、実際に7種類のノンアルコール・ビールテイスト飲料を飲んでみての感想を交えつつ、一気に紹介していこう。記事の最後で、もっともおいしいと感じたものをご紹介する(なので、掲載順はおいしい順ではないことをご了承いただきたい)。

 

アルコール・カロリーゼロ・糖質ゼロ・プリン体ゼロ!
『サントリー オールフリー』

ノンアルコール・ビールテイスト飲料の代名詞といっても過言ではないサントリービール『サントリー オールフリー』(350ml・実勢価格 税抜98円・発売中)が、トップバッターだ。長らくナンバーワンブランドの座に君臨していたが、アルコールはもちろんのことカロリーゼロ・糖質ゼロ・プリン体ゼロなのは、健康志向的にもうれしい1杯。ちなみに、サントリーはノンアルコールビールテイストという表記だ。

 

雰囲気に惑わされずに味わいを確認できるよう、昼間の食卓でいただくことに。その味の印象は、ビールをほのかに感じる炭酸飲料という感じだ。ビール感が少ないから誰でも飲みやすいのかもと一瞬思うが、基本的にはビールの代わりなので、ビールを飲まない人は飲まないだろうと考え直す。

 

とはいえ、二日酔いも気にせず飲めると思えば、やはりいい商品だ。ゴクゴクとカロリーや糖質も気にしないで飲めるので、料理や酒席の会話と一緒にいただきたい。

 

 

「内臓脂肪を減らす」機能性表示食品
『からだを想うオールフリー』

「内臓脂肪を減らす」とパッケージに大きく書かれているサントリービール『からだを想うオールフリー』 (350ml・実勢価格 税込約100円・2019年7月16日発売)は、機能性表示食品だ。事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性が表示されているが、疾病の診断・治療・予防目的の商品ではない。とはいえ、含まれているローズヒップ由来のティリロサイドによって、内臓脂肪を減らす効果が期待できる。

 

その味わいの特徴にも、ローズヒップエキスが大きく関わっていた。少しさっぱりとした口当たりに、ほんのりとローズヒップの香りと味わいが加わっており、フルーティーなエールビールを飲んでいるかのようだ。これはけっこうイケる! 機能性表示食品というのもポイント高し。ハーブティー好きでアルコール好きの方は、こちらをチョイスしてみてはいかがだろうか。

 

 

4年連続売上No.1!
『アサヒ ドライゼロ』

アサヒビールのビールテイスト清涼飲料『アサヒ ドライゼロ』(350ml・実勢価格 税抜98円・発売中)。「アサヒスーパードライ」のパッケージ同様に、シャープさを感じる銀色のパッケージが目印だ。逆に間違えて飲まないように注意したい。4年連続でこのジャンルの売上No.1を記録しており、缶にも堂々記載されている。

 

飲んでみると「アサヒスーパードライ」と同じように、ひと口目の切れ味がすごい。余計な後味がなく、すっと抜ける感覚もノンアルが美味さに繋がっているようだ。ビールテイストの味わいを感じさせる仕事人というイメージ。もちろんビールのコクにはかなわないが、十分な味わいで美味しい1杯だった。

 

カロリー、アルコール、糖質、プリン体、人工甘味料が全部ゼロ!
『アサヒ ドライゼロフリー』

続いてはアサヒビール『アサヒ ドライゼロフリー』(350ml・実勢価格 税抜98円・2015年3月3日発売)をいただく。『アサヒ ドライゼロフリー』はカロリーとアルコールと糖質がゼロだったが、こちらはさらにプリン体と人工甘味料がゼロになったもの。やはりプリン体がゼロというのがありがたいところ。

 

飲んでみると、『サントリー オールフリー』に近い味わいだが、ホップのフルーティさを感じる。キレ味のある『アサヒ ドライゼロフリー』とは違う味わいなので、それを求めるとダメかも。やはり人工甘味料とプリン体がゼロな分、ビール感が薄いのが悔やまれる。

 

 

食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにするトクホ!
『アサヒ ヘルシースタイル』

アサヒビール『アサヒ ヘルシースタイル』(350ml・実勢価格 税抜98円・発売中)の特徴は、何と言っても「特定保健用食品(トクホ)」であること。トクホとは、科学的根拠に基づいた有用性を国が審査して消費者庁が許可した食品のこと。背伸びをしているような人のマークが目印だ。食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにしてくれる。

 

しかし、やはりおいしくなくては意味がない! いただいてみると、さっぱりめな口当たり。『アサヒ ドライゼロフリー』よりコクが少しだけないという印象だ。この辺りはトクホであることとの差し引きになってしまうかもしれないので、悩みどころ……。健康志向を明確に持っている人は、休肝日にぜひ飲んでほしい。

 

ノンアルなのに一番搾り製法!
『キリン 零ICHI(ゼロイチ)』


キリンビールのノンアルコール・ビールテイスト飲料より、『キリン 零ICHI(ゼロイチ)』(350ml・実勢価格 税込104円・2017年4月11日発売)をいただく。ビール党を唸らせる一番搾り製法が用いられており、味わいへの期待も高まる。

 
飲んでみると、確かな麦のコクが味わえる。これこそが一番搾り製法! ノンアルコール・ビールテイスト飲料でも、やはり麦の味がいい。ビールに合う焼き鳥や濃い味わいのものと、一緒にいただきたい。

 

 

お腹周りの脂肪を減らしてくれる機能性表示食品
『キリン カラダFREE』


ラストバッターは後発のキリンビール『キリン カラダFREE』(350ml缶・店頭実勢価格 税込157円 ・2019年10月15日発売)だ。こちらは機能性表示食品となっている。お腹周りの脂肪を減らす効果が期待できるので、ビール腹が気になる世代には頼もしい。

 

その味わいは、一言でいうとさっぱり系。 ちょっと残る後味が気になるところで、キリンビール感はない。お腹が気になる人の休肝日用のパートナーとして落ち着くだろう。

 

 

 

いちばんうまかったノンアルコール・ビールテイスト飲料はコレだ!

さて、全7種を紹介してきたが、いよいよ記者がもっとも美味しいと感じたノンアルコール・ビールテイスト飲料を発表する。ビール同様のキレ味がある『アサヒ ドライゼロフリー』が、堂々の1位だった! ビールが飲めないけれど、ビールが飲みたい! という需要にもっとも応えてくれるだろう。

 

また、機能性表示食品・トクホの4種類に限ると、ローズヒップエキスの爽やかさが独自の美味しさに繋がっていた『からだを想うオールフリー』を推したい。

 

今後もさまざまなバリエーションが登場することが予想されるが、機能性はもちろん美味しさもどんどん進化していくことを期待している。いずれアルコールを取らずとも満足できる1杯ができるのだろうか。ビール好きとして、楽しみだ。

 

 

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