大人もハマるカードゲーム“バトスピ”のアニメ第5弾『バトルスピリッツ ソードアイズ』が9月放送決定!
2008年の発売以来、大人気のトレーディングカードゲーム『バトルスピリッツ』、通称“バトスピ”。22日、東京ビックサイトにてバトスピ最大の祭典『バトスピMAX』が開催。イベント内では、シリーズ5作目となるアニメ『バトルスピリッツ ソードアイズ』の制作記者会見が行われ、声優の皆川純子さん、緑川光さん、諏訪部順一さん、渡辺正樹監督が登壇しました。
『バトルスピリッツ』は、2008年に『カードダス』20周年を記念して作られたゲーム。小学校高学年の男の子を中心に人気を集めていますが、ゲームデザイン原案を『マジック:ザ・ギャザリング』の製作に携わったスタッフが担当し、『マジック:ザ・ギャザリング』のシステムを受け継いでいる事から、遊び応えがあり、大人の男性の中にも夢中になる人が続出なのだそう。
『バトスピMAX』では、実際にユーザー同士による対戦が可能。『バトスピ覇王チャンピオンシップ』の全国決勝大会出場枠をかけたバトルや、親子で楽しむ『親子チャレンジ』などが行われ、皆それぞれにゲームを楽しんでいました。イベント限定のグッズが購入できる物販コーナーは長蛇の列をなし、人気グッズはイベント開始早々に売り切れてしまうほど。
歴史を振り返る『バトスピ博物館』では、カードや少年誌に掲載された漫画などが掲示され、アニメのファンも楽しめる内容に。
実は声優界にも、この“バトスピ”の魅力にのめりこんでいる人が多く、諏訪部さんもその一人。アニメ『バトルスピリッツ』シリーズでも、キャラクター、ナレーションの声を担当し、“バトスピ大好き声優”を集めてラジオ放送を行うほど。今回の『バトルスピリッツ ソードアイズ』では、残念ながら今回のナレーションは別の方が担当するという事ですが、“バトスピの生き字引”として会見に参加し、アツい想いを語りました。
アニメ『バトルスピリッツ ソードアイズ』で主人公ツルギ・タテワキを演じる皆川さんは「“バトスピ”というと本当に声優界でファンが多くて、皆がよく騒いでいるのでどんなゲームなんだろうと興味がありました。そして今回まさか自分がツルギを演じる事になると思わなかったので驚いていますが、ツルギと一緒に成長していきたいです。とても楽しみです」とコメント。
ツルギの兄、ヤイバを演じる緑川さんも今まで遊んだことはなかったそうですが、「僕はゲーム好きなんでどうせならゲームからしっかりはじめたいなと思って、初心者用のセットも買いました。なかなか難しいんですが、これハマったらすごく面白いだろうなって予感がしてます」と“バトスピ”参戦への意欲をのぞかせ、諏訪部さんが「大丈夫です。すぐに覚えられます僕が最初の頃に使っていたカードを差し上げますので使ってください」とアドバイスする一幕も。
アニメ『バトルスピリッツ ソードアイズ』は、光と闇、永遠の戦いを定めづけられた世界“レジェンディア”を舞台に、“裁きの神剣”をめぐって数々の国を駆け巡る壮大なバトルアドベンチャー。渡辺監督は本作について「今までは日常生活とゲームの世界観がMIXされた世界観でしたが、今回は最初からファンタジーの設定でで冒険ストーリーとなっています。シリーズでは『バトルスピリッツ 少年激覇ダン』に近い物語ですね」と紹介。
今回の記者会見では、渡辺監督が制作したアニメのPVが初公開となり、皆川さん、緑川さん以外の主要キャスト陣の名前も明らかに。堀江由衣さん、小野友樹さん、福山潤さんなどの名前が発表されると会場からは歓声が。また、“ブリンガー”役に諏訪部さんの名前が発表されると一際大きな拍手が贈られました。
“バトスピ”について詳しくない筆者もPVを観ると、スピード感と迫力のあるアニメーションに釘付けに。アニメーション制作を『ガンダム』シリーズでおなじみの“サンライズ”が担当しているだけあって、決して子供向けでは終わらないクオリティの高さです。キャラクターデザインも好感の持てる人物ばかりで、渡辺監督によると「本作はツルギとヤイバの兄弟対決が見所です」との事で、ストーリー面も期待大です。
会見の最後には、『バトルスピリッツ ソードアイズ』に登場する“輝龍シャイニング・ドラゴン”も登場。その迫力に、キャスト陣、監督、観客、会場にいる全員が息を飲みました。この少年心をくすぐる格好良さは、観始めたらハマる大人続出の予感。アニメ『バトルスピリッツ ソードアイズ』は、2012年9月9日よりスタート。毎週日曜日、朝7:00~7:30放送です。
バトルスピリッツ ソードアイズ
http://www.sunrise-inc.co.jp/battlespirits5/
(C)サンライズ/バンダイ・メ~テレ
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。