【DQ9】秋葉原ゲーム店スタッフがファミ通でファミ通批判「気にならないもん?」

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秋葉原の人気ゲーム店といえば『メッセサンオー』だ。『メッセサンオー』は10年以上前から秋葉原でゲームソフトを販売しており、日本のテレビゲームのみならず、海外ゲームやパソコンゲームなどにも精通したスタッフが対応してくれることで、客に対して信頼ある販売展開をしている。

そんな『メッセサンオー』の店長・稲越さんがゲーム雑誌の老舗・週刊ファミ通の『ファミ通ドットコム』でコラムを連載しており、歯に布着せぬそのコメントに、多くのファンの支持を得ているようである(なかには否定的な読者もいるが)。そんな稲越さんは7月21日に掲載したコラムで、7月11日に発売されたニンテンドーDS用ソフト『ドラゴンクエストIX』に対する厳しい批判と不安を書いている。

稲越さんは『ドラクエIX』をプレイし、その感想として「“封印のほこら”の思わせぶりな仕掛けの放置っぷりはなんなの? あれは2周目の時とかに行ったら何かあるわけ? この後行く先々で仕様変更の残骸を見させられそうな気がするんですケド……」とコメントしている。

封印のほこらの思わせぶりな仕掛けとは何か? まだゲームをプレイしていない方のためにストーリー展開がわからないように説明をすると、封印のほこらというダンジョンには意味ありげな装置が設置されておきながら、まったく未使用、未確認、未解決というポイントがある。普通のロールプレイングゲームであれば、意味深なポイントには何かしらの意味があり、意味深なのに放置をするということは異例である。かつて『ロマンシングサガ』というゲームにも意味深な入れない屋敷が存在した(本来はイベントを用意していたが、開発のもろもろの理由からゲームに盛り込まなかった)。

つまり稲越さんは、「封印のほこらの意味深なポイントは、開発が間に合わなくて削ったイベントの残骸なんでしょ?」ということが言いたいようである。また、『ドラゴンクエストIX』のゲームをプレイして10点満点中の10点をつけ、「不満がないとは言わないが、どれも取るに足らない」と誌面でコメントしたファミ通のレビュアーに「レビューとかする人はああいうのは気にならないもんなのかね? それとも『ドラクエ』の素晴らしさの前には“取るに足らない”程度なんでしょうか?」と痛烈批判。ファミ通でファミ通を批判するという異例中の異例状態となっている。

確かに『ドラクエ』というブランドというだけで、ちょっとした不満点なら許せるという気持ちはわからなくもないが、誰もが『ドラクエ』シリーズをやり込んでいるゲーマーというわけではない。誰が遊んでも許せる不満点ならまだしも、けっこう気になる部分があるにもかかわらず “取るに足らない” と言ってのけるのはどうか。『2ちゃんねる』やゲームサイトのコメントを読んでも、稲越さんの考えに同意見の人は多いようだ。

イラスト: 中邑みつのり

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