河野防衛相の「雨男」発言に千葉の熊谷俊人市長は「被災地の首長として全く気になりません」と報道機関に苦言
10月28日、河野太郎防衛相が自身の政治資金パーティーで「私はよく地元で雨男と言われた。私が防衛相になってから既に台風は三つ」と発言したと報じられた。
不適切な発言ではないかとの声があがる一方、いわゆる「発言の切り取り」ではないかといった声もあがる。河野防衛相は、翌29日の午前に謝罪を行った。
29日の正午頃、小西ひろゆき参議院議員は
多数の犠牲者を生じ、何万もの家屋損壊などを生じた災害に「私は雨男」と発言。
どういう精神構造をしているのか。
しかも、自分の政治資金パーティーで笑いを取るための発言だ。
必死に救命、復旧に当たっている現場の自衛隊員への侮辱でもある。
即刻、辞職すべきだ。https://t.co/if87hFX69M
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2019年10月29日
多数の犠牲者を生じ、何万もの家屋損壊などを生じた災害に「私は雨男」と発言。
どういう精神構造をしているのか。
しかも、自分の政治資金パーティーで笑いを取るための発言だ。
必死に救命、復旧に当たっている現場の自衛隊員への侮辱でもある。
即刻、辞職すべきだ。
とツイートを行う。一方で、熊谷俊人・千葉市長は
被災地の首長として全く気になりません。いい加減、報道機関は「問題視される可能性もある」等の世論誘導的な文末の悪癖を直した方が良いと思います。
こういう文章が入っている時点で、その記事を書く記者、もしくは記事に挿入させたデスク、最終的にはその報道機関を信用できなくなります。 https://t.co/MweoYlEHcp— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2019年10月29日
被災地の首長として全く気になりません。いい加減、報道機関は「問題視される可能性もある」等の世論誘導的な文末の悪癖を直した方が良いと思います。
こういう文章が入っている時点で、その記事を書く記者、もしくは記事に挿入させたデスク、最終的にはその報道機関を信用できなくなります。
とツイートを行った。
小西議員のツイートには
「そこじゃないでしょうが。 もっときちんと読んで!! 自衛隊には労いの言葉を言ってるんだから」
「さすがにそれはメディアに踊らされすぎでしょう」
「どうでもいいことで吠えないで!」
といったような、批判的な返信が寄せられていた。熊谷市長の上記ツイートを提示するユーザーも複数いたようである。
一方で熊谷市長のツイートには
「よくぞ言ってくださいました!」
「千葉市長がこのように仰ってくださるのは心強いです。 言葉尻を捕まえて鬼の首を取ったかのように報道する姿勢には、いつも首をかしげずにはいられません」
「熊谷市長のような方のこういった発言はとても心強いですね」
と、賛同する意見が多数寄せられていたようである。
※画像は『Twitter』より
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
ウェブサイト: http://getnews.jp/archives/author/taka
TwitterID: getnews_Taka
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。