LinaroがAndroid 4.0.4を高速化、Pandaboard上でStockなAndroid 4.0.4の2倍高いベンチマークスコアを叩き出す
ARMアーキテクチャー用オープンソースソフトウェアの最適化などを手がけるエンジニアリング組織 LinaroがAndroid 4.0.4の処理性能の高速化に成功したというニュースが伝えられています。LinaroのBernhard Rosenkränzer氏が香港で開催された同組織のミーティングにおいてデモを披露したそうです。デモではTI OMAP 4430を搭載したPandaboardを2つ用意し、片方にGoogle提供のAOSP版Android 4.0.4を、もう一方にLinanoがビルドしたAndroid 4.0.4をインストール。Google Playストアで公開されているベンチマークアプリ 「oxbench」の「3D」を実行したところ、AOSP版は30fps、Linaro版は60fpsという結果が得られたそうです。Linaro版はソースコードに手を加え、独自のツールチェインを使用してビルドしたことで処理性能が大幅に向上したと言われています。すでにCyanogenMod 9のgitリポジトリにLinaroのパッチが投稿されており、ソースコードに適用されると今後のCyanogenMod 9の動作性能がアップするものと期待されます。もうLinaroのパッチを適用してビルドされたGalaxy Nexus用の非公式CyanogenMod 9も出回っているので、実際に試すこともできます。Source : ARMDevice、CNX-Software、Android Police
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