カット野菜ミックスの作り方&冷凍保存!焼きそばが約5分で完成
余った野菜を「カット野菜ミックス」にしてから冷凍保存しておけば、冷凍庫から取り出してそのまま調理ができて、とても便利。今回は、焼きそばや野菜炒めなどに重宝する、キャベツ、ピーマン、タマネギを使ったカット野菜ミックスの作り方と、冷凍保存法をご紹介します。
カット野菜ミックスの作り方&冷凍保存
作り方は、生のまま使いたいサイズや形に切るだけでとても簡単。切る際のポイントは、調理時に火の通り方が均一となるよう、厚みのあるキャベツの芯などは薄めにカットしておきましょう。
キャベツの葉はざく切りにします。
火の通りにくい芯は、上の写真のように薄めにカットします。
ピーマンはヘタと種を取り、乱切りにします。
タマネギは薄切りにします。
冷凍する際は、1回に使う分量ごとに冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。3分ほどでできるため、時間があるときにまとめて作っておくと便利。保存期間は約1カ月で、調理時は凍ったまま調理が可能です。
野菜たっぷりの焼きそばがあっという間にできる
冷凍カット野菜ミックスを使えば、洗う、切るといった手間が省け、時短で調理ができます。実際に、野菜室にあるキャベツ、ピーマン、タマネギと、冷凍カット野菜ミックスで、焼きそばを作り、完成までにかかる調理時間を比較してみました。
どちらも、冷蔵庫の野菜室、冷凍庫より取り出したところから、完成し、お皿に盛り付けられる状態になるまでの時間を計測。
結果は、野菜室の野菜を使った場合は、野菜を洗って切るところからのため、完成までにかかる時間は約11分。冷凍カット野菜ミックスを使った場合は、冷凍庫から取り出してそのまま炒めることができ、なおかつ冷凍で細胞が壊れることによって野菜から水分が出やすくなっているため完成まで約5分と、約2倍以上の差が出ることが分かりました(VEGEDAY調べ)。
また、冷凍カット野菜ミックスを使った場合は、加熱時に解凍が進んで水分が出るため、水や酒を加えて蒸し焼きにする必要がなく、手間も省けます。
焼きそばは、それぞれキャベツ1枚、タマネギ1/8個、ピーマン1/2個、豚肉40gを調理。
最後に
忙しいとき、冷凍カット野菜ミックスを使えばさっと調理することができます。これ以外にも、きのこや根菜なども、それぞれミックスして冷凍しておけば汁もの、鍋、ラーメン、パスタ、スープなど、いろいろな料理に使えます。お好みの冷凍カット野菜ミックスを作って、時短料理に活用してください。
[キャベツ]栄養を逃さない料理のコツと保存法
ビタミンCやビタミンK、葉酸などを多く含む、アブラナ科の野菜。原産はヨーロッパで、日本で広く食べられるようになったのは明治時代からです。
最終更新:2022.02.28
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『ひと目でわかる!食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
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