じゃらんが2019都道府県別魅力度ランキングを発表 総合3位「北海道」2位「沖縄」1位は九州のあの県

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じゃらんリサーチセンターは、昨年度1年間のうちに国内宿泊旅行をした全国1万5559人を対象に今年で15回目となる「じゃらん宿泊旅行調査」を実施。2018年度の国内宿泊旅行に関して食べ物、レジャー施設、宿泊施設などのテーマ別に各都道府県の魅力度を調査しています。

今回は「総合」部門のランキングをご紹介。

同率4位:和歌山県・三重県

2019年の都道府県別魅力度ランキング(総合部門)で同率4位となったのは、和歌山県三重県

和歌山県は旅行者増加数で前年度比15.0%(31万人)増を記録。海に囲まれた魚介グルメの宝庫として食が評価されたのに加え、「子供が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」部門では3位にランクインしています。

じゃらんリサーチセンター研究員の森戸香奈子さんによると、上野動物園(東京都台東区)のジャイアントパンダ“シャンシャン”のブームによって、同じく赤ちゃんパンダが見学できる「アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)の露出が特に関東圏において高まったことが影響しているのではないか」とのこと。

三重県も同様に「子供が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」部門で4位にランクイン。志摩スペイン村パルケエスパーニャ(三重県志摩市)、鈴鹿サーキット/モートピア(三重県鈴鹿市)、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)、伊勢シーパラダイス(三重県伊勢市)、ナガシマスパーランド(三重県桑名市)など、ファミリーで楽しめるテーマパークが多く挙げられます。

伊勢海老やあわびをはじめとする魚介類や、松阪牛などのグルメも魅力的です。

3位:北海道

3位は「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」部門で3位、「魅力のある特産物や土産物が多かった」部門で2位など、各ランキングで平均的に高いポイントを獲得した北海道がランクイン。

言わずと知れた食の宝庫である北海道は、海産物や農産物、乳製品を使ったグルメやお土産が充実。NHK朝ドラ「なつぞら」の影響で来年はさらにランクアップしているかも?

2位:沖縄県

2位にランクインしたのは沖縄県。ちんすこう、サーターアンダギー、泡盛、海ぶどう、シーサー、琉球ガラス……など、挙げればキリがないですが、「本州にはない食文化や特産品があることが強み」となり、「魅力のある特産品や土産物が多かった」部門でも1位に。

また、世界有数の美しいビーチがいくつもあることから「大人が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」部門1位を獲得したのに加え、「地元の人のホスピタリティを感じた」部門ではなんと14年連続で1位に。

沖縄県と北海道は「現地で良い観光情報を入手できた」部門でそれぞれ1位と2位を獲得しており、「観光地として地元住民が観光客慣れしており、サービスレベルが高い」ことも満足度に影響しているようです。

1位:大分県

そして、昨年1位の沖縄県をおさえて栄えある総合満足度No.1を獲得したのは、大分県

別府と湯布院の「有名2大温泉地を擁することで宿泊施設の層が厚いことが強み」となり、「魅力的な宿泊施設が多かった」部門で1位に。

老舗の温泉旅館もあれば、リゾートスタイルのホテルもあり、近年は「SNSを使った若年層向けのプロモーションが成果を上げ、サービスレベルの高さが満足度を押し上げています」とのこと。

特色のある観光地を持つだけでなく、どんな観光客が来ても受け入れられる総合力、観光資源の多様性を持った地域が上位に挙がる結果になりました。

じゃらんリサーチセンターが発表した「じゃらん宿泊旅行調査2019」の都道府県別の魅力度ランキング(総合部門)のトップ10は以下の通り。

1位:大分県
2位:沖縄県
3位:北海道
4位:三重県
4位:和歌山県
6位:長崎県
7位:高知県
7位:熊本県
9位:広島県
10位:青森県

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