マドンナ、ショート・ドキュメンタリー『The World of Madame X』を公開

マドンナ、ショート・ドキュメンタリー『The World of Madame X』を公開

 マドンナがニュー・アルバム『マダムX』の制作に至った経緯を語っているショート・ドキュメンタリー、『The World of Madame X』が2019年7月3日に公開された。

 23分のフル・ヴァージョンは、Amazonプライム・ビデオで独占配信されているが、約3分のトレイラー映像がYouTubeで公開されている。マドンナはポルトガルのリスボンで数年暮らしていたが、そもそものきっかけについて、「リスボンに来たのは息子のため。彼がサッカーをプレイする情熱のため。そうやって全てが始まったのよ。サッカー・ママだったってわけ」と、息子のサッカー留学のためにわざわざ引っ越したことを明かしている。

 彼女は、「アメリカから出て、別の視点から世界を見ることができたのは嬉しかったけれど、アーティストとして不満を感じるようになった。そしてかなり孤独だった。知人が一人もいなかった。ニューヨークに来た頃と同じ気持ちだった」と、19歳で都会に出た時の体験と重ね合わせている。“マダムX”とは、当時NYのMartha Graham Schoolでダンス・レッスンを受けていた頃につけられたあだ名だそうだ。

 予告動画では、その後徐々に現地で知人が増え、ファドなどを楽しむ演奏会に迎え入れられたことで、彼らが音楽にかける純粋な情熱に触発されたことが語られている。

 この動画の配信と連動し、ロビー・リヴェラとエリック・モリロが手掛けた『マダムX』楽曲のAmazon Originalリミックス2曲も公開されている。連動しているスマートスピーカーに、“アレクサ、マドンナのアマゾン・オリジナルをかけて”と話しかけると聴くことができる。また、iOSとアンドロイドのAmazon MusicアプリのAlexaも対応している。

 『マダムX』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位発進し、マドンナにとって9作目の全米No.1アルバムとなった。

関連記事リンク(外部サイト)

マドンナ、NYプライド・イベントでパフォーマンス&スピーチ「私たちは共に旅してきた仲間」
マドンナ、銃暴力に焦点を当てた「God Control」のMV公開
【米ビルボード・アルバム・チャート】マドンナ9作目の全米首位、B・スプリングスティーンが2位に続く

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. マドンナ、ショート・ドキュメンタリー『The World of Madame X』を公開

Billboard JAPAN

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!

ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。