故ホイットニー・ヒューストン、2020年にホログラム・ツアー開催
過去に数々のホログラム・ツアーを成功させてきたBASE Hologram社の次回作が、故ホイットニー・ヒューストンであることが明らかになった。ホイットニー財団の唯一の遺産管理人である義姉パット・ヒューストンと密接に協力し、【An Evening with Whitney】と題されたツアーが2020年の初めに実現する見通しだ。
BASE Hologramのブライアン・ベッカーCEOは、「パット・ヒューストンと財団は各段階のすべての判断に関してわれわれと協調してくれている。現在スタジオのセットで撮影が行われている。(パットと財団の)インプットはわれわれにとって非常に重要だ。彼女たちはわれわれ同様、この責任をとても真剣に受け止めている。連携できてうれしい」と米ビルボードにコメントしている。
【An Evening with Whitney】では、ホイットニーのホログラムと生前のマスター音源のほかに、ライブ・バンドとバックアップ・シンガーによるパフォーマンスが披露される。曲目はベスト・ヒットと同時に通なセレクションも予定されているとベッカーは明かしている。
プロダクションのクリエイティブ・ディレクターは、ミュージック・ビデオ監督で振付師のファティマ・ロビンソンが務める。ロビンソンは過去に故マイケル・ジャクソン、ブラック・アイド・ピーズ、メアリー・J.ブライジなどと仕事をしており、【NFL スーパーボウル】、【グラミー賞】、【アカデミー賞】の演出も手がけてきた。
ベッカーによると、ホログラム・ツアーは通常9か月から12か月の準備期間が必要だそうだ。BASE Hologramからは、故ロイ・オービソン&故バディ・ホリーや、故マリア・カラスのホログラム・ツアーも予定されている。
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