「どっちがボスだか分からんレベル」「裏を見たくなる」 『豪血寺一族』風味な神奈川県警の振り込め詐欺対策ポスターが話題
警察庁によると、平成30(2018)年中の特殊詐欺全体の認知件数は16493件で、被害総額は約356.8億円。全体として減少傾向ですが、オレオレ詐欺は9134件で3年連続増加しています。
そんな中、神奈川県警が制作した振り込め詐欺対策のポスターの「インパクトがすごい」と『Twitter』で話題になっています。
神奈川県警が作った振り込め詐欺対策ポスターのインパクトがすごいです。
豪血寺一族かな? pic.twitter.com/Ni9beD5oTr— モスアット (@mos_akigami) 2019年5月9日
神奈川県警が作った振り込め詐欺対策ポスターのインパクトがすごいです。
豪血寺一族かな?
割烹着姿でファイティングポーズを取るおばあちゃんが、アトラスの名作『豪血寺一族』の豪血寺お種・お梅を思い起こさせるこのイラスト。これには「地獄の果てまで追い詰められそう」「どっちがボスだか分からんレベル」という声も上がっていたほか、「漫☆画太郎先生っぽい」という人も。
「ぜひ裏を見たくなる」という反応も上がっていましたが、裏面には「電話は常時留守番電話に設定しましょう」としており、銀行員や警察官を名乗ってクレジットカードが不正でカードの預かりや暗証番号を教えるように告げることを「ぜんぶ嘘」と注意喚起。息子・娘や自治体職員を名乗ってお金が必要だと求められることや、法務省・債権回収業者名で未納や訴訟最終告知をはがき・メールで請求されることも「嘘!」として、警察署や110番に相談することを勧めています。
「全国一律でこれにしよう」という意見もあった印象苛烈なポスター。振り込め詐欺の被害に遭わないためにも、普段から祖父母や両親とコミュニケーションを取ることも大事なのではないでしょうか。
※画像は神奈川県小田原警察署ホームページより
https://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/70ps/70_idx.htm [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
TwitterID: ryofujii_gn
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。