米国最大手の食品スーパーが独自のモバイル決済サービス「Kroger Pay」を導入

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米国最大手の食品スーパーKroger(クローガー)は、2019年2月、独自のモバイル決済サービス「Kroger Pay(クローガー・ペイ)」をリリースした。

現時点では米オハイオ州コロンバスのみを対象エリアとしているが、2019年末までに米国全土で展開する計画だ。

・QRコードをスキャンし、キャッシュレスで決済

「Kroger Pay」は、モバイル決済とポイントカードを一体化させたもので、このほど、Krogerの公式スマホアプリに実装された。

スマホアプリを立ち上げて、暗証番号を入力するか、生体認証すると、画面上に使い捨てQRコードを表示。

このQRコードを店舗内の有人レジやセルフレジでスキャンすると、キャッシュレスで決済されると同時に、電子クーポンや特売情報がスマートフォンに配信される仕組みだ。

・小売業界でモバイル決済サービスの導入が広がる

英市場調査会社Juniper Researchによると、モバイル決済ユーザーは、世界全体で2017年末時点の16億人から約30%増加し、2019年には21億人に達するとみられている。

米国の小売業では、大手スーパーマーケットチェーンWalmartが2015年12月、モバイル決済サービス「Walmart Pay」をリリースしたほか、2017年12月には、ディスカウント百貨店チェーンTargetでも独自のモバイル決済サービス「Wallet」を公式スマホアプリに実装している。

モバイル決済がますます普及するなか、小売業界においてもモバイル決済サービスの導入がさらにすすみそうだ。(文 松岡由希子)

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