EOS Kiss Mで扱いやすいLレンズ「EF17-40mm F4K USM」を紹介
キヤノンの小型軽量ミラーレス一眼カメラ「EOS Kiss M」は、キヤノンカメラのエントリー機にしては高性能で画質も良く、持ち運びやすくてお買い得な製品です。
ただ、EF-M マウントを採用している為、レンズの選択肢が狭いのが難点です。
EF-M レンズに拘らずに別売のマウントアダプターを使用すればフルサイズ機向けの EF レンズや APS-C 機向けの EF-S レンズを使用することもできますが、サイズや利便性において小型軽量の EOS Kiss M にぴったりだと個人的に思うレンズ「EF17-40mm F4L USM」を見つけましたので、実際に使用してどうだったのかを本記事でレポートしたいと思います。
「EF17-40mm F4L USM」はキヤノンの高級レンズ群「L レンズ」の一つなのですが、2003 年に発売された少し古いレンズなので、現行の L レンズと比較すれば基本設計の古さゆえに性能的に見劣りしますし、また、中古市場に出回っているレンズの状態も相対的に悪いものが多いので、実際に購入するとなればハズレが当たる確率が高いと思われるので注意が必要です。
なぜ「EF17-40mm F4L USM」を推しているのかというと、APS-C 機の EOS Kiss M にとっては画角で標準域を大体カバーしていて EOS Kiss M との荷重バランスがよく取れていて扱いやすいからです。
それが中古市場で 4 万円前後の価格から調達できることは選択肢を L レンズに絞った場合にコスパが良いと思います。
「EF17-40mm F4L USM」の焦点距離は 35mm 判換算で 27-64mm です。
EOS Kiss M で使う “標準ズームレンズ” を考えれば、望遠側にやや物足りなさを感じるものの。
私が EOS Kiss M を使用する場面の多くをこのレンズでカバーできることから妥協しています。
当然、レンズ選びは形やスタイルよりもカメラとの相性や何をどういう風に撮りたいかを優先するべきだと思いますので、「EF17-40mm F4L USM」が EOS Kiss M に最適なレンズだとは思っていません。
私は室内での物撮り、風景撮影、ストリートスナップ、イベントステージの撮影で EOS Kiss M を使用しています。
今挙げた使用シーンは「EF17-40mm F4L USM」一本でカバーできることから、私にとって「EF17-40mm F4L USM」は EOS Kiss M に最適なレンズの一つです。
後、最短撮影距離が 28mm なので被写体に結構寄ることができ、特に物撮りが多い私の使用割合からすると、いくら「EF17-40mm F4L USM」が古いレンズとはいえ、欠点らしい欠点は見つかりません。
欠点を挙げるなら手振れ補正に対応していない点でしょう。
しかし、17-40mm という広角寄りの画角で手ブレすることは殆どなく、手振れ補正機能は無くても構わないという考えで「EF17-40mm F4L USM」の購入を決断しました。
レンズフードを付けていると全体的にゴツくてアンバランスな印象を受けますが、レンズの重さが 475g と、例えば人気の高い EF24-70 や EF24-105 よりも 200g 以上軽いので、小型軽量の EOS Kiss M に装着しカメラを手で持ってもレンズが垂れ下がるような感覚は殆どありません。
たぶんこれは “EOS Kiss M あるある” だと思いますが、フルサイズ機向けの EF レンズを装着すると、大抵、荷重バランスが悪くなりすぎて片手で EOS Kiss M を持った時にそのままではカメラを支えきれない感覚になると思いますが、「EF17-40 F4L USM」だとこれはだいぶ解消できます。
片手でも楽々と持って撮影できるという感じです。
次の画像は広角端(左)望遠端(右)で画角の違いを比較したものです。
近くを撮影する場合には被写体にかなり寄っても AF はしっかりと作動しますので、40mm にまでズームすれば草花でも案外大きく撮ることができます。
参考 : キヤノン(製品ページ)
■関連記事
キヤノン、約485gの小型軽量フルサイズミラーレス機「EOS RP」を発表
YouTubeアプリの解像度オプションが改良される
Google Playストアに野良アプリの単独アップデートを通知する機能が追加
国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ
ウェブサイト: http://juggly.cn/
TwitterID: juggly
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。