まるでティバッグ!?新たなコーヒーの淹れ方「DIP STYLE」ネスカフェ 香味焙煎 20周年全面リニューアル

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ネスレ日本は、発売20周年を機に「ネスカフェ 香味焙煎」を全面的に刷新。 香り・味わいがさらに進化した3つのテイストが9月1日に発売された。これを記念し、渋谷ロフトにて開催されたコーヒー雑貨特集「自分で楽しむクラフトコーヒースタイル」において、今回のリニューアルのポイントである「DIP STYLE」を共同で考案した世界一の抽出士・粕谷哲氏による実演イベントが10月12日に行われた。
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1998年の発売以降、こだわり派に愛され続けてきた「ネスカフェ 香味焙煎」。近年ではブルーボトルコーヒーをはじめとする、サードウェーブコーヒーが注目され始め、コーヒー専門店で豆を購入して自宅で楽しむスタイルが広がりつつある。このスペシャルティーコーヒーを求めるニーズに応えるべくネスレは「2016World Brewers Cup Champion」に輝いた粕谷哲氏をアドバイザーに迎え、「Japanese Craft Coffee」をコンセプトに「ネスカフェ 香味焙煎」の全面的な刷新を行った。
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「Japanese Craft Coffee」とは、豆選びからカップに注がれるまで、全ての工程をネスレの職人たちがこだわり抜いて作り上げたコーヒーを意味する。ネスレは、粕谷氏とともに日本人の繊細な味覚に合う、日本人のための新コーヒーを探求。豆の個性を最大限に引き出すため、ブレンドや焙煎などネスレ独自の製法で仕上げることによって新しい「ネスカフェ 香味焙煎」へと生まれ変わった。
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コーヒー専門店でもめったに出会うことができない希少な豆を使用した「ネスカフェ 香味焙煎」は、世界中にネットワークを持つネスレの強みを活かして製品化を実現。産地の風土や気候、長い時間を経て育まれた土壌、独特の精製プロセスなど、個性豊かなストーリーを背景として持つ。新しい香味焙煎では3つのテイストを用意する。
キャプチャ「濃厚 クンディナマルカ ブレンド」コロンビア産コーヒー豆の全収穫量に占める割合が約4%程度という、クンディナマルカ地方の豆を使⽤。火山活動による火山灰などの影響が残るミネラル豊富な黒い土壌が生んだ豆は、重厚感のあるボディとキレの良い苦みやすっきりした後味が特徴。 キャプチャ「円やか ジャガーハニー ブレンド」コスタリカ産コーヒー豆の全収穫量に占める割合が約0.25%程度の、コスタリカ タラス地方のハニープロセス豆を使用。ハニープロセスがもたらすほのかな甘みと赤ワインのようなフルーティな香りが楽しめる。
キャプチャ「鮮やか ルウェンゾリ ブレンド」ウガンダ産コーヒー豆の全収穫量に占める割合が約0.9%程度の、ルウェンゾリ山麓の豆を使用。大地溝帯のミネラルに富んだ土壌がもたらす、クランベリーのような鮮やかな酸味とシルキーな口当たりが特長。
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リニューアルされた香味焙煎の新スタイルとして登場したのが「DIP STYLE」。「DIP STYLE」とは紅茶のティバッグのように、コーヒーが入ったバッグにお湯を注ぎ、漬けるだけで豆の味わいを均一に抽出する新しいコーヒーの淹れ方だ。ネスレと粕谷氏は、個性豊かなストーリーを持つ豆の魅力を最大限に楽しむ方法としてこの「DIP STYLE」を考案した。一般的なドリップ抽出と異なり、蒸らしやお湯を数回に分けて注ぐ工程がなく、誰でも簡単に本格的な味わいを抽出できる。しかもたった90秒でおいしく淹れられるというのだから驚きだ。そのヒミツは、香りを広げる希少な焙煎豆と一緒に、乾燥させたお湯に溶けやすい「レギュラーソリュブルコーヒー」を混ぜているからなのだそう。
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続いて粕谷氏が登壇。コーヒーをおいしく淹れるメソッドをテーマとしたトークショーが行われた。粕谷氏はIT 業界の第一線で活躍していたが、2012 年に「1型糖尿病」を患い、入院中自分で淹れたコーヒーが「ものすごく不味かった」ことがきっかけでコーヒーを徹底的に研究。28 歳でコーヒー業界に飛び込み、バリスタへ。アジア人初のバリスタ世界チャンピオン(World Brewers Cup 2016 Champion) となった現在では、アジアや日本各地でセミナーやワークショップを開催。精力的に次世代のバリスタ育成や一般消費者に向けてのコーヒーの魅力の発信に努めている。      キャプチャ
粕谷氏によるハンドドリップの実演も。自身がプロデュースする豆を使用し、ハンドドリップしたものとディップスタイルの飲み比べを体験させてもらった。
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ハンドドリップで抽出されたコーヒー(右)とディップスタイルで淹れられたコーヒー(左)。前者はペーパーで濾したこともあり油分が少なくスッキリした口当たり。後者はやや油分を含んでいるのでとろみ感あるテクスチャー。柔らかな甘みが印象的だった。味は確かに異なるが、DIP STYLEはハンドドリップで抽出したものと遜色ない味わいを楽しめた。DIP STYLEは特別な抽出技術や道具を必要としないため、誰でも簡単に美味しいコーヒーが楽しめるのは嬉しい。粕谷氏は「旅行中の朝ホテルでタンブラーにお湯を入れておいて、飲みたい時にディップスタイルを使えば外出中でも淹れたてを味わえるんですよ。今までのコーヒーの楽しみ方の幅が広がるのでは」と話した。
全面的に刷新し、コーヒー専門店でもめったに出会うことができない希少な豆を使用した「ネスカフェ 香味焙煎」。個性豊かなストーリーを持つ豆の魅力をぜひ体感してみてはいかがだろうか?

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