イーライ・ロス監督が語る映画『デス・ウィッシュ』 「ブルース・ウィリスは入念な準備と努力をする人」[ホラー通信]
イーライ・ロス監督がブルース・ウィリス主演でおくる最新作『デス・ウィッシュ』が10/19よりいよいよ公開。イーライ・ロスが今作を語るインタビューが解禁となった。
『デス・ウィッシュ』は、チャールズ・ブロンソン主演の『狼よさらば』(1974)に現代的な要素を盛り込んでアップデートしたリベンジアクション。犯罪都市シカゴで、患者の善悪を問わずその生命を救ってきた外科医が、何者かに愛する妻と娘を襲われたことから、街の犯罪者を片っ端から始末する無慈悲な処刑人へと変貌する物語。
イーライ・ロスは主人公のポール・カージーを演じたブルース・ウィリスについて、「ブルースは紛れもなく伝説。とても素晴らしい時間を共に過ごしたよ。ブルース・ウィリスのようなスターと働けて最高だった! 娘役のカミラ(・モローネ)の本当の父親のようだったし、全てを器用にこなしてみせるけど裏ではとても入念な準備と努力をする人なんだよ」と、ベテラン俳優の秘話を語る。
今作は自身初のアクション作品となったが、やはり『ホステル』や『グリーン・インフェルノ』を手掛けてきたイーライ・ロスだけあり、処刑のシーンにはそんなホラーの帝王の残酷性が顔を覗かせる。
「死は、もちろん僕にとって一番わくわくするシーンなんだ。僕の目標は、主人公ポール・カージーが姿を現し、始末し、去る、という一連のシーンを1ショットのようにすることだった。ポールは外科医だから、復讐のために自身の知識を利用するんだけど、それは医師にとって最大の罪であり、悪人たちをそうやって懲らしめる様を見るのはカタルシスと言える。ブルースはそれぞれの死を、別々でユニークで予想外のものにしたがった。僕はこう言ったよ。心配ない、これが僕の専門だから、ってね。」
最後に、日本のファンへ熱いメッセージ。「皆さんの支えに、心から感謝しているよ。日本の映画が大好きで、来年は遊びに行きたいと思っている! 僕を見かけたら、ぜひ声をかけて欲しい。そして、『デス・ウィッシュ』を観たらぜひ感想をツイッターかインスタグラムで教えてくれ! ありがとう!」
作品概要
『デス・ウィッシュ』
監督:イーライ・ロス『グリーン・インフェルノ』、『ノック・ノック』 脚本:ジョー・カーナハン『特攻野郎Aチーム』出演:ブルース・ウィ
リス、ビンセント・ドノフリオ、エリザベス・シュー、カミラ・モローネ、ボー・ナップほか配給:ショウゲート 提供:ポニーキャニオン、博報
堂DYミュージック&ピクチャーズ 宣伝:スキップ 公式サイト:DEATHWISH.JP
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/107分/原題:Death Wish/R-15+
(C) 2018 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
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