Lyftに続きUberも、米中間選挙で投票所までの無料乗車サービスを提供へ

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オンデマンド型配車サービスのUber(ウーバー)は、2018年11月に実施される米国の中間選挙において、投票所までのアクセシビリティ向上に寄与する新機能を公式モバイルアプリに実装し、米国ユーザーを対象に展開する方針を明らかにした。

・専用ボタンをタップして、現在地周辺の投票所を検索し、オンデマンドで配車を依頼Uberでは、投票日にあたる11月6日、米国ユーザーのみを対象に、公式モバイルアプリ上で「Ride to Vote」という専用ボタンを表示させる予定。

このボタンをクリックすると、現在地周辺の投票所が検索でき、投票所に向けて配車を依頼できる仕組みだ。

また、投票率向上に取り組む非営利団体「#VoteTogether」や「Democracy Works」との提携のもと、投票所までの無料乗車サービスも提供する。

とりわけ、自宅から徒歩圏内に投票所が開設されていない郊外や地方の有権者のニーズを見込んでいる。

・オンデマンド配車サービスが投票所へのアクセシビリティ向上に寄与

Uberと並ぶ代表的なオンデマンド型配車サービスプロバイダーのLyft(リフト)でも、11月の中間選挙に際し、利用料金が50%割引になるプロモコードを全米で配布するほか、貧困層の多い地域を対象に、無料乗車サービスを提供する方針をすでに発表している。

2016年米国大統領選挙では、交通手段が乏しいために、1500万人以上の有権者が投票に行かなかったとみられており、UberやLyftといった配車サービスが投票所までのアクセシビリティ向上に一役買っている点は、日本でも参考になりそうだ。(文 松岡由希子)

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