トム・ヨーク、新作が10/26リリース決定 表題曲「Suspirium」公開
トム・ヨークが、新アルバム『Suspiria (Music for the Luca Guadagnino Film)』を10月26日にリリースすることが決定した。
巨匠ダリオ・アルジェント監督の傑作ホラーを、『君の名前で僕を呼んで』で注目を集めるルカ・グァダニーノがリメイクし、レディオヘッドのトム・ヨークが音楽を手がけることもすでに大きな話題となっている名作『サスペリア(原題)』。これまでに公開された予告編、そしてトム・ヨークが自身のSNSで公開した約20秒のショートクリップに続き、トム・ヨークによるアルバム『Suspiria (Music for the Luca Guadagnino Film)』のリリースが公式発表された。
トム・ヨークが書き下ろした25もの楽曲を収録した本作には、インストゥルメンタル曲のみならず、「Unmade」「Has Ended」、そして今回1stシングルとして公開された「Suspirium」といったトム・ヨークのヴォーカルがフィーチャーされた楽曲も含まれる(https://youtu.be/BTZl9KMjbrU)。
ホラー映画のための音楽制作は、トムに新たな挑戦と機会をもたらし、『サスペリア』は彼の今までのどのような作品とも一線を画すものになった。ピアノ/ヴォーカルのバラード、1977年のベルリンという映画の設定にインスピレーションを受けたクラウトロック風なモジュラーシンセ曲、多層からなるヴォーカル、そして、恐怖、憧れ、哀愁を伝えるメロディーが合わさり、混沌的かつまとまりのある音楽の呪文が生まれている。
本作ではトム・ヨークが作曲とアレンジを担当し、レコーディングとプロデュースは、トム・ヨークとサム・ペッツ・デイビーズが行った。さらにアルバムには、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラと聖歌隊がフィーチャーされている。またトムの息子であるノア・ヨークが「Has Ended」と「Volk」でドラムを、パーシャ・マンスロブが「Suspirium」でソロフルートを演奏している。
そんな最新作『Suspiria (Music for the Luca Guadagnino Film)』は10月26日に世界同時リリース。国内盤は2枚組CD、本作を高音質で楽しめるUHQCD(Ultimate High Quality CD)仕様となり、歌詞対訳と解説書が封入される。数量限定でオリジナルTシャツとのセット販売も決定。またiTunes Storeでアルバムを予約すると、公開された「Suspirium」がいち早くダウンロードできる。
◎リリース情報
アルバム『Suspiria (Music for the Luca Guadagnino Film)』
2018/10/26 RELEASE
<国内盤2CD>
XL936CDJP 2,750円
<国内盤2CD+Tシャツ>
XL936MXJP 6,250円
<トラックリスト>
[CD1]
1.A Storm That Took Everything
2.The Hooks
3.Suspirium
4.Belongings Thrown in a River
5.Has Ended
6.Klemperer Walks
7.Open Again
8.Sabbath Incantation
9.The Inevitable Pull
10.Olga’s Destruction (Volk tape)
11.The conjuring of Anke
12.A light green
13.Unmade
14.The Jumps
[CD2]
1.Volk
2.The Universe is Indifferent
3.The Balance of Things
4.A Soft Hand Across your Face
5.Suspirium Finale
6.A Choir of One
7.Synthesizer Speaks
8.The Room of Compartments
9.An Audition
10.Voiceless Terror
11.The Epilogue
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