レノボがスタンドアロンVRヘッドセットとVR180対応2眼カメラを5月11日に国内で発売へ
レノボは1月に『CES2018』で発表したスタンドアロンVRヘッドセット『Lenovo Mirage Solo with Daydream』と、GoogleのVR動画フォーマットであるVR180対応のカメラ『Lenovo Mirage Camera with Daydream』を国内で5月11日に発売することを発表しました。
『Lenovo Mirage Solo with Daydream』は、GoogleのVRプラットフォーム『Daydream』対応のVRヘッドセット。スマートフォンを装着したりパソコンなどに接続するのではなく、スタンドアロンで動作するのが大きな特徴です。本体サイズは269.5×204.0×179.9mm、重量は約645g。
ディスプレイは2560×1440 QHDで、視野角は110°。AndroidベースのDaydream OSが動作し、プロセッサーにQualcomm Snapdragon 835、4GB RAM、64GB内蔵メモリーを搭載します。Wi-Fiは802.11 ac/n、Bluetooth 5.0に対応。
ジャイロセンサー、加速度センサー、電子コンパス、近接センサーを搭載。X・Y・Zの3軸とそれぞれの回転動作が可能な6DoF(six degrees of freedom)に対応し、Googleのモーショントラッキング技術“WorldSense”により、外部センサーがない状態で前後左右、しゃがむ/立つ/ジャンプといった体の移動を認識できます。
トラックパッドと2ボタン、ボリュームボタンを搭載するモーションコントローラーが付属します。
4月24日から予約受付を開始し、5月11日に店頭販売を開始。価格は5万1200円(税別)です。
『Lenovo Mirage Camera with Daydream』は、360°動画のような全方位ではなく、前方180°を2眼式のカメラで撮影する動画フォーマットであるVR180に対応するカメラ。VRヘッドセットでは180°のVR動画として再生でき、パソコンやモバイルでは高解像度の動画として試聴できます。VR180には『YouTube』や『Google フォト』が対応しており、撮影した動画を共有したりライブストリーミングすることが可能。『YouTube』『Googleフォト』を経由して、上記のVRヘッドセット『Lenovo Mirage Solo with Daydream』でVR動画を視聴することもできます。
1300万画素の魚眼カメラ2基で180°動画を撮影します。左右180°、上下180°の視野角に対応。電源、シャッター、ファンクションの3ボタンのみというシンプルな操作で、静止画と動画の撮影とライブストリーミングが可能。Wi-Fi Directでスマートフォンに映像を転送し、スマートフォンをビューファインダーとして利用できるほか、本体から直接Wi-Fiで『YouTube』や『Googleフォト』に動画や静止画をアップロードしたり、『YouTube』でライブストリーミングすることができます。
内蔵ストレージは16GBで、最大128GBのmicroSDカードに対応。バッテリー容量は2200mAhで、連続2時間の使用が可能。予備バッテリーが付属します。802.11 b/g/n/acのWi-Fi、Bluetooth 4.2に対応。本体サイズは105×55×22mm、重量は139g。
標準的な三脚穴に対応するので、三脚を取り付けて撮影することも可能。
『Lenovo Mirage Camera with Daydream』も4月24日から予約受付を開始し、5月11日に店頭販売を開始。価格は3万5800円(税別)です。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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