[動画レポ]DMM VR THEATER初!中村優一ら俳優の生パフォーマンスとVRが融合した朗読劇『メイクヒーロー』

横浜にあるライブホログラフィック専用エンターテイメント常設劇場「DMM VR THEATER」にて、人気俳優陣が実際に舞台上に立ち、VRのキャラクターや演出を駆使した朗読劇を披露する『メイクヒーロー DMM VR THEATER Version』が4月8日まで上演中。公演の様子を動画を交えてレポートします。

DMM VR THEATERは、ホログラフィック映像技術を生かし、 バーチャルアイドルやアニメキャラクターなどのライブコンテンツを数々上演してきた3DCG劇場。しかも、3DメガネやVRゴーグルをかけることなく、眼の前に存在するかのような臨場感のある3DCGを楽しむことができるんです。

※すべての画像・動画が表示されない場合はOtajoからご覧ください。
http://otajo.jp/71671[リンク]

以前、声優さんがDMM VR THEATERで朗読劇を披露したことがあるそうですが、今回のようにVRの演出と舞台上の俳優さんが連動して作り上げる作品は初とのこと。

出演するのは安達勇人さん、井深克彦さん、柏木祐介さん、北川尚弥さん、輝山立さん、中村優一さんといった、様々なジャンルの舞台で活躍する人気俳優陣。そして、浪川大輔をはじめ村井雄治さん、前田玲奈さん、田辺留依さんら声優陣がCGキャラクターの声を担当しています。

開演前のアナウンスも浪川さんが担当。鑑賞マナーに関する注意事項を伝えつつ、「ほんとすみません、偉そうで」など、コミカルなアナウンスで笑いを誘ってきます。

物語は、喫茶店にやってきた超大物声優・浪風大輔(なみかぜ だいすけ)が、居合わせたシナリオライターに「僕が主人公のオリジナルアニメのシナリオを一緒に考えて欲しい」と相談するところから始まり、想像したキャラクターたちが眼の前にCGで登場し、アニメのストーリーがその場で作り上げられていくクリエイティブコメディ。

CGで登場する浪風大輔には、波風大輔役の俳優さんがその場で声を当てていく、生アフレコ仕様。しかし、実は、俳優さんたちにはVRの映像が見えていないそうなんです!

俳優さんたちが立つステージと客席の間には、ハーフミラー性能のスクリーンがあり、そこにVR映像が投影される仕組み。客席からはキレイにVR映像が見えるように作られているため、そのスクリーンの奥にいる俳優さんたちには、投影されている映像が見えない……。

しかし、キャラクターやVR演出と連動している場面も登場し、俳優さんたちの技術が光ります。中村優一さんは「難しいけれど、生で声を当てることってなかなかないので、そこが魅力的だと思います」とコメント。

また、スクリーンがあるため、客席の様子はうっすらとしか見えないのだとか。ステージと客席の距離もやや遠いため、お客さんたちには「笑いなど、いつもより2.5倍くらいオーバーリアクションで反応してくれると僕らも安心できるので嬉しい」とおっしゃっていました。

公演は、キャストの組み合わせが変わる4種類の公演を用意(ストーリーは同じ)。

そして、朗読劇の後には、主題歌を担当するボーイズグループ・CUBERSの生ライブパフォーマンス、さらにキャストによるアフタートークがセットになっています。「1回で朗読劇とライブが観られて最高でしょ」と安達勇人さん。

これまでCGキャラクターたちのライブパフォーマンスを観ていた劇場で、実際の人間が生で演技やライブパフォーマンスをする感覚が新鮮。今後もVRと融合した作品が登場していくと面白いですね。


動画:VRとキャストの生パフォーマンスが融合!『メイクヒーロー DMM VR THEATER Version』
https://www.youtube.com/watch?v=zt_jAQicplA&feature=youtu.be[YouTube]

『メイクヒーロー DMM VR THEATER Version』公演概要
公演タイトル:『メイクヒーロー DMM VR THEATER Version』
公演日程:2018年4月3日(火)〜 2018年4月8日(日)
全公演CUBERSライブ&アフタートーク付き!
出演者:
安達勇人/井深克彦/柏木佑介/北川尚弥/輝山立/中村優一
声の出演:
浪川大輔/村井雄治/前田玲奈/田辺留依

公式サイト:
https://vr-theater.dmm.com/schedule/makehero

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. [動画レポ]DMM VR THEATER初!中村優一ら俳優の生パフォーマンスとVRが融合した朗読劇『メイクヒーロー』

non

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

ウェブサイト: http://otajo.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。