次世代カメラは雪の下や壁の向こうのモノまで写せる!
![](https://getnews.jp/aimg/wauto/extimage.php?3f3397b268133bbdf9ea5d6c09adce46/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F02%2FSingle-pixel-cameras-2-300x225.png)
撮影後に焦点の調整が可能な「Lytro」や「Light L16」など、いくつものセンサーによる情報と、それに紐づいた画像を処理するものもそうだが、膨大な画素にものをいわせて風景を映すのではない方法で、モノを捉える技術にもイノベーションが起こっている。
・複数のパターンから画像を生成する単一画素イメージングシステム
![](https://getnews.jp/aimg/wauto/extimage.php?6cae4096debc57c8b022cd1c87ca4cc9/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F02%2FSingle-pixel-cameras-1-300x225.jpg)
単一画素に映し出されたひとつひとつのパターンからはなんの情報も得られないように思えるが、連続する無数のパターンを計算処理で補い融合することで、いままで捉えられなかった様々なものが写せるようになるのだ。
例えば、濃い霧の向こうや雪の下に埋もれたものまでが、この技術を通して撮影できるという。
・光子を捉えるカメラ
![](https://getnews.jp/aimg/wauto/extimage.php?97d07948147a63c1fefdb2dcce145f85/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F02%2FSingle-pixel-cameras-3-300x225.png)
ヘリオット・ワット大学が開発する、光子1個ずつを捉えるカメラと量子イメージング技術では、極めて低いレベルの光が捉えられ、1秒あたり1兆フレームの撮影ができる。
床に照射したレーザーがモノにあたって跳ね返ってくる光子を撮影し分析することで、死角になっているモノまで捉えることができるとのこと。
ハッブル宇宙望遠鏡が、異なる波長で撮影された多くの画像を計算処理にてつなぎ合わせ、我々が今まで見たことのなかった世界を見せてくれるように、これらの手法を発展させることで、カメラに捉えられる世界が格段に広がることだろう。
参考元:The next camera revolution could let us see through walls and deep inside the brain/TheNextWeb
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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