電動三輪スクーター「R1」は折りたたむとキャリーケースサイズに!

電動キックスクーターと電動車椅子の中間のような乗り物が開発された。三輪で、スクーターのようにシートに座って移動する「R1」。

ナビゲーションシステムなどを搭載し、近距離を移動するのに活躍する一方で、折りたたむとキャリーケースほどのサイズになるというお手軽さも兼ね備えている。

・座って安定走行

開発元のRelyncは「体に不自由を抱えている人、手軽な“足”を確保したい人など、R1は全ての人のための交通手段」とうたう。

電動車椅子よりはスマートなデザインで、三輪なのでキックスクーターより安定性があり、しかも座れるのでラクそう。

Bluetoothでスマホと連携させることもでき、スマホのアプリからR1の位置を確かめたり、ロックをかけたりすることも可能だ。

・3秒で折りたたみ

注目に値するのが、3秒で折りたたんでコンパクトにできること。ハンドルを伸ばしてスーツケースのように引っ張ることができ、開発元によると機内への持ち込みも可能なサイズという。

ただ、バッテリーを含めた重量は23キロあるので、階段での移動はやや大変かもしれない。

最高速度は時速12.8キロ、フル充電で30キロの走行が可能だ。

・CESイノベーション賞に輝く

R1は先日米国ラスベガスで開かれたCESでイノベーション賞を受賞している。

今年7月にも発売される予定で、価格は3600ドル(約40万円)を見込んでいる。

Relync

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