500mlの箱ワインやロゼの拡充に注目 アサヒビールが2018年のワイン新製品ラインアップを発表

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500mlの箱ワインやロゼの拡充に注目 アサヒビールが2018年のワイン新製品ラインアップを発表

アサヒビールは1月24日、2018年のワイン事業方針発表会を開催。今年発売する新製品のラインアップを発表しました。

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600円以上1500円未満のミドルクラスの製品では、「付加価値商品での引用シーン拡大」「食連動ワインの強化」「オーガニックワインの拡充」の3項目を取り組みとして発表。付加価値商品として、ちょっとユニークな製品が発表されました。

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それが箱ワインの『ボタ・ボックス』。アメリカで2017年に600万ケースが販売される人気ワインで、ワイン専門誌『ワインエンスージアスト』でベストバイ賞を40回受賞する、品質でも評価されているワインです。3リットルの『バックインボックス』に加えて、『ボタ・ミニ 500ml パック』をラインアップ。アウトドアやレジャーシーンでも気軽に持ち運べるワインとして提案していきます。瓶と比べて軽くて持ちやすいので、これは流行りそう。

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赤のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、白のシャルドネとピノ・グリージョの4種類で、『バックインボックス』は1月30日、『ボタ・ミニ 500ml パック』は3月27日に発売します。参考価格は『バックインボックス』が3900円、『ボタ・ミニ 500ml パック』が800円とのこと。

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昨年は“肉に合うワイン”の『リブ・シャック』、“焼き鳥に合うワイン”の『フレンチ・ルーツ』を提案したアサヒビール。今年の食連動ワインとして、微発泡性でアルコール度数が9%と低めの『カザル・ガルシア』と、子豚のラベルが目印の『プティ・コショネ』を1月30日に発売します。

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魚に合うという『カザル・ガルシア』には白身魚のカルパッチョや寿司、魚介の天ぷらが、『カザル・ガルシア ロゼ』は魚介のパスタやピザ、アヒージョ、あさりの酒蒸しが合うとのこと。参考価格は1300円です。『プティ・コショネ』はカベルネ・ソーヴィニヨンにトンカツなど肉料理や揚げ物、シャルドネに豚しゃぶ、ソーヴィニヨン・ブランに海鮮サラダ、ロゼ・グルナッシュにサーモングリルなどが合うとのこと。参考価格は1080円です。

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オーガニックワインでは、スペインのユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ社のカヴァ『ベソ・オーガニック・ブリュット』『ベソ・オーガニック・ロゼ・ブリュット』を参考価格1700円で1月23日に、フランスのランソン社のシャンパン『ランソン・グリーンラベル・ブリュット・オーガニック』を参考価格1万円で1月30日に発売します。

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600円未満のデイリーワイン~ミドルクラスの人気ブランドであるチリワインの『サンタ・ヘレナ・アルパカ』では、新品種のシラーと、厳選されたぶどうで作られたプレミアムシリーズ『サンタ・ヘレナ・アルパカ・プレミアム・カベルネ・ソーヴィニヨン』『サンタ・ヘレナ・アルパカ・プレミアム・シャルドネ』を4月3日に発売。シラーは通常の『アルパカ』の価格帯で、プレミアムシリーズは参考価格1080円。

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ロゼワインの新製品も各種予定されています。世界のロゼワインの消費量は2002年から2015年の間で30%増加しており、昨年GINZA SIXにオープンしたワインショプエノテカGINZA SIX店では、女性を中心にロゼワインが売れているとのこと。1月30日には『アルパカ』から『アルパカ・ロゼ・サクララベル』『アルパカ・スパークリング・ロゼ・サクララベル』、イタリアワインの『ガンチア・ロゼ・スプマンテ・サクララベル』が発売されるほか、国産ワインの『サントネージュ 摘みたての贅沢 華やかなドライロゼ』が発売。今年はロゼワインが注目を集めそうです。

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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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