『週刊ファミ通』の会社からセガ社員に「死ね!」と書き込み
株式会社エンターブレインの社内と思われる場所から、インターネット掲示板『2ちゃんねる』に対し「岡野マジくたばれ! 今すぐしね!」という書き込みがされ、『2ちゃんねる』の運営会社はこれを掲示板を荒らす “荒らし認定” をし、IPアドレスを公開した。
通常は『2ちゃんねる』にコメントを書き込みをしてもIPアドレスは公開されないのだが、運営会社が書き込みを営業妨害と判断したり、悪質な書き込みだと判断した場合は、IPアドレスを公開する。場合によっては、そのIPアドレスのプロバイダーからの書き込みが一時的に停止され、同じIPアドレスを使用している人たちは『2ちゃんねる』に書き込みできなくなる。
今回、エンターブレインの社内から書き込みされた内容を悪質と判断した『2ちゃんねる』は、IPアドレスの公開に踏み切ったというわけだ。この「岡野マジくたばれ! 今すぐしね!」という書き込みの内容だが、ゲームメーカー・セガに実在するゲーム開発スタッフ、ゾルゲ市蔵さんを名指ししたものと判断でき、ゲーム雑誌を発行する会社からの「死ね!」というショッキングな書き込みに、『2ちゃんねる』でも話題になっている。
この書き込みは2009年6月8日18時5分に、『2ちゃんねる』の家庭用レトロゲームに関する『セガガガ』というスレッド(掲示板)にされたもので、その書き込み内容は以下の通り。
210 :せがた七四郎:2009/06/08(月) 18:05:09 ID:Irn6Yv3w
岡野マジくたばれ!今すぐしね!
この書き込みのIPアドレスは「218.45.223.65」で、調べてみると「enterbrain.ne.jp」からの書き込みであることかわかる(誹謗中傷が書かれたスレッドはこちら)。このことに対して取材班はエンターブレイン広報室に取材をし、お話をうかがった。
「ただいま事実確認中でして、もしこれが事実であれば適切な対処をする予定でございます」(エンターブレイン広報室)
当初は取材班が取材連絡をするまでこの事実を把握していなかったようだが、のちに事実を調査しているとコメントをいただけた。ゲームも開発しているゲーム雑誌の企業が、他のゲーム企業のスタッフに対して名指しで誹謗中傷のコメントをしたのが事実であれば、ゲームファンにとってもゲーム業界にとっても悲しいことである。
しかし、エンターブレインに関係のない人物がIPアドレスを偽装してアクセスした可能性も否めない。誹謗中傷は許せないことだが、“ゲーム雑誌の会社からの書き込み” という事実が何かの間違いであることを願うばかりだ。もしこれが事実であれば、「大丈夫? ファミ通からの書き込みだよ!」と、自社の売り文句を皮肉って言われても仕方がない(このニュースの詳細記事はこちら)。
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