道路や広場に設置できるソーラー発電モジュール「SolaRoad Kit」
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以降、様々な改良が加えられ、2017年には、このソーラー発電モジュールをユニット化した「SolaRoad Kit」が開発された。
・道路や広場に設置できるソーラー発電モジュール
![](https://getnews.jp/extimage.php?044987340714228731bd983de6758c1b/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F07%2F170720SolaRoadKit2.jpg)
1年間で、1世帯分の年間電力消費量に相当する3,500kWh(キロワット時)を発電できる。
また、このユニットの設置に必要なスペースは約10平方メートルと、比較的小さな場所にも導入できるのも特徴。
自転車専用レーンはもちろん、ハイキングロードや広場、公園、複数のオフィスビルが集まるビジネスパークなどで需要が見込まれている。
「SolaRoad Kit」を導入すれば、道路の街灯や信号、街の照明に必要な電力を“自給自足”でまかなったり、モバイル端末や電気自動車の充電などにも活用できるだろう。
・道路でソーラー発電できる時代に!?
「SolaRoad Kit」の初の顧客であるオランダ北部の都市フローニンゲン(Groningen)では、2017年春、「SolaRoad Kit」の設置に着手。
建物の屋根や屋上、遊休地にとどまらず、街の道路や広場でもソーラー発電できる時代が、すでに到来しているようだ。
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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