「美白マニアは紅茶を飲んでる説」!? “美白合宿”を担当する美白の権威にキリン紅茶研究員が“紅茶の対紫外線効果”を激アツプレゼン![PR]
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梅雨が明けたら本格的な夏到来。強い日差しとともに、日焼けが気になる季節がやってきます。「紅茶は紫外線対策にいい飲み物なんです」と語るのは、キリン R&D本部飲料技術研究所 副所長の栗原信さん。紅茶飲料の研究に長年携わる紅茶の専門家です。
「美容、特に美白に知見があるお医者さんなら、この知識もお持ちのはずですよ」。研究者らしく、冷静に語る栗原さん。「もっと言えば、美白の意識が高い方なら、ふだんから紅茶を飲んでいて当然なんです」。
「紅茶が紫外線対策に有効」――。そうなんですね。筆者自身、この取材をするまで、そんなことまったく知りませんでしたよ。でも、美白したい人がみんな紅茶を飲んでるはずだ、は言い過ぎなのでは……。ガジェット通信と栗原さんは、美白の専門家にお話しを聞いてみることにしました。
美白についてネットを調べていると、「美白合宿」という気になるワードを発見。
どうやらタカミクリニックという美容皮膚科で、短期集中美白治療をメニュー化した“美白合宿”を実施しているらしい。タカミクリニックさんを訪問して、美白についてお話を伺うことにしました。それにしても、「美白合宿」っていったい何なんだろう……。想像が膨らみます。
今回取材に対応いただいたのは、タカミクリニックの医師、山屋雅美先生。皮膚科、美容皮膚科が専門で、女性の悩みであるシミ、しわ、たるみなどのアンチエイジング治療に加えて皮膚疾患まで精通、肌質改善治療まで一貫して行っている先生です。
さあいよいよ、対話をスタート。まず編集部から、“美白合宿”についてお話を伺っていきます。
短期集中で美白ができる“美白合宿”とは?
――“美白合宿”とは、具体的にどのような施術を受けるものなのでしょうか。
山屋先生:美白に関連する治療内容のメニューを組み合わせて、合宿のように短期間に集中して来院いただき、1週間治療を受けていただく、というものになります。
――なるほど。クリニックに泊まり込んで美白に励むイメージだったのですが、短期集中で通院して施術を受けるんですね。施術には最先端の設備を使われているそうですが?
山屋先生:通常はお顔に使うLEDを、日焼けマシンのように全身が入るよう当院で独自開発したマシンで“全身美白”ができる『メラニーノ』というものがあります。光を浴びるだけなので、痛みもなくご利用いただけます。
ほかにも、ビタミンをお肌に浸透させていく“タカミ式メソフェイシャル”という治療があるのですが、エレクトロポレーションという特殊な電気パルスを使うことでイオン導入より深いところまで栄養成分を入れ込むマシンを使っていて、注射のような針を使わない導入治療として注目されています。
直撃! 美白合宿で紅茶は飲まれているの?
最先端の美白治療をメニュー化しているタカミクリニックさん。ここのお医者さんや“美白合宿”の参加者なら、みなさん肌のために紅茶を飲んでいるに違いありません。そろそろ話題を紅茶の方へ。
――美白にとって最大の敵は紫外線だと思うのですが、一般に紫外線対策にいい飲み物というとどういうイメージがありますか?
山屋先生:ビタミンCが入っていそうなものですかね。アセロラとか。
――実は“紅茶”が紫外線対策にいいそうなんです。先生は、紅茶が紫外線対策に有効という話は聞いたことはありますか?
山屋先生:聞いたことがあります。抗酸化作用もあるし、肌にいいとは聞いていますね。
――さすが美白の権威! 「紅茶が紫外線対策に有効」という事実はご存じでしたか! では、美白合宿に参加される方はみんな紅茶を飲んでいる?
山屋先生:来院された方には好みのものをお出ししていますね。紅茶でもお茶でも、コーヒーでも。
――そうですよね。すみません、調子に乗りすぎました……。
栗原さん:そうでしたか……。
――ちょ、ちょっと栗原さん? そんなに落ち込まなくても……。 ところで、先生個人では紅茶はよく飲まれますか?
山屋先生:毎日、朝起きたら紅茶を飲んで、クリニックに来ても紅茶を出してもらってますね。どちらかというと紅茶派です。紅茶に美白作用があるのであれば、“美白合宿”にいらした方にも紅茶をおすすめしたいですね。
「!」
落ち込んでいた栗原さんの目の奥に光が宿りました。「紅茶の対紫外線効果を伝えたい!」という栗原さんの情熱に火がついたようです。
事実! 紅茶ポリフェノールが肌の炎症を防ぐ
栗原さん、おもむろに何かが書かれたスケッチブックを取り出してプレゼンを始めました。こんなの用意してたんだ……。
栗原さん:私たち飲料技術研究所では紅茶のいいところ、というのを研究しているのですが、紅茶を飲む方は「わからないけど好き」という方が多いんですね。我々はそういう方に「こういう効果があるからいいんですよ」「水分をとるなら紅茶の方がベターじゃないですか?」と提案できるような実験データを集めています。
栗原さん:一つ目の事実。紅茶ポリフェノールはお肌の炎症を防ぎます。
栗原さん:ヒトの細胞に光をあてたときに、紅茶ポリフェノールの成分であるテアフラビンを加えると炎症の指標となる数値がグっと減るよ、というデータです。
まさに立て板に水、よどみないプレゼン攻勢だ! 栗原さんの敏腕研究者としての一面が垣間見えます。
「……」
静かに栗原さんの話を聞く山屋先生。栗原さんの勢いに圧倒されているのかもしれません。栗原さんのプレゼンはまだまだ続きます。
事実! 紅茶の日焼けによる肌荒れ防止効果はビタミンCと同等
栗原さん:続いて、肌の水分量のデータを見てみましょう。
栗原さん:ラットにエサとして紅茶ポリフェノールを投与したものと、ビタミンCを投与したものを用意します。
栗原さん:そこに紫外線をあてて、何も与えない群は肌の水分量が低下するのですが、紅茶ポリフェノールを与えた群は水分量の低下が抑えられる。さらに、水分量の低下を抑える効果については、紅茶ポリフェノールはビタミンCと同等であるという結果が得られています。
栗原さん:こういった効果があることから、“紅茶風呂”なんていう楽しみ方を提案したこともあるんですよ。美白が専門の先生には、これが一番わかりやすいと思って、今日はこれらのデータを持ってきました。
アツいプレゼンを懸命に繰り広げる栗原さん、すごい汗だ……。栗原さんがお風呂に入った方がいいよ!
事実! 紅茶は緑茶よりもコラーゲンの糖化を防ぐ
一方、冷静に話を聞いている山屋先生ですが、栗原さんが示すデータには興味を持っているご様子。
山屋先生:紅茶の種類によって違いはあるんですか?
栗原さん:大きくは変わらないですね。産地でフレーバーの違いはあると思いますが、紅茶ポリフェノールの成分はほとんど変わらないです。
栗原さん:緑茶には含まれていない、紅茶にだけ含まれるポリフェノールで効果が見られたので、紅茶の種類にかかわらず、肌の炎症を抑制したり、水分低下を抑制する効果が期待できるんです。
栗原さん:消化酵素が働くと血糖値が上昇し、余分な糖が増えることでコラーゲンの糖化が進んでしまいます。ポリフェノールの分子量が大きいと、この消化酵素の作用が効きすぎるのをマイルドにする働きがあります。クリニックではメラニン色素の生成を抑制する治療を行っていると思うのですが、私たちは紅茶がしみやしわの原因になるコラーゲンの糖化、つまり焦げる現象を抑える効果を実験で見つけました。
栗原さん:実は、もともとは同じ茶葉である緑茶と比べてとても紅茶の方が効果が高いんですよ! こういうメカニズムの部分を知っていただいて、ますます紅茶のファンになっていただければ! ドン!(何かを叩く音)
たたみかけるように、熱のこもった紅茶談義を続ける栗原さん。山屋先生に、その熱意は伝わるのでしょうか。ドン引きしていないとよいのですが……。
山屋先生:面白いですね。ただ漠然と「紅茶が肌にいい」というだけではなくて、内容が詳しく分かると人にすすめやすいし、話題になりますよね。さっそく午後から受診者さんに紅茶をすすめてみます。
栗原さんの熱意が山屋先生に伝わった! 我々ガジェット通信も嬉しいです。
――是非お願いします、本日はありがとうございました!
山屋先生には、具体的な研究データに基づく紅茶の対紫外線効果に理解を深めていただけたようです。よかったよかった!
栗原さんがアツくプレゼンした、紅茶の対紫外線効果を実証するデータはこちらに掲載されています。日焼けが気になる人はチェックしてみてはいかが?
・研究レポート vol.4 日焼けVS紅茶!?|紅茶と暮らし研究所|ソフトドリンク|キリン
・研究レポート vol.9 続報!!日焼けvs紅茶!?紫外線による肌荒れの改善方法とは|紅茶と暮らし研究所|ソフトドリンク|キリン
・研究レポート vol.5 アンチエイジングと紅茶 美容の権威が語る「抗糖化」とは|紅茶と暮らし研究所|ソフトドリンク|キリン
取材協力:美容皮膚科タカミクリニック
http://www.takamiclinic.com/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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