東京・神保町の立ち食いたこ焼き割烹「蛸正」が絶品すぎる! 改めて実感した

オープンしたばかりだというのに、東京・神保町のたこ焼き屋「蛸正」(東京都千代田区神田神保町2-14-4)が「めちゃくちゃウマイ」と大絶賛。行列ができるたこ焼きの良店として多くのグルメな人たちが高評価を与えた。
また蛸正のたこ焼きが食べたい!
そんなにウマイのか! 気になったので、蛸正でたこ焼きを食べてみたい! ということで、オープン当時、ダッシュで食べに行き、そのおいしさに感動したのであった。
そして時間が経過し、発作が! また蛸正のたこ焼きが食べたいという発作が! ということで、定番たこ焼き&新たこ焼きを体験するべく出向いた。
ちなみに、蛸正は立ち食いだが、椅子もあるので座ることも可能だ。






とにかくたこ焼きを食べまくりたいのだった
お通しのたこ、うまい、うますぎる。キュルキュルとした食感が「たこを超越したたこ」。たこ焼き以外もおいしいものがたくさんある蛸正。
しかし、今回オーダーしたのは、すべてたこ焼き。
たこ焼きの醤油ダとレ本わさび、たこ焼きの自家製ソースとマヨネーズ、たこ焼きのとうもろこしと黒七味、たこ焼きの鮎と実山椒、たこ焼きの黒トリュフとマッシュルーム。
オーダーしすぎかもしれないし、店主にも「多いです」とアドバイスされたが、たこ焼きを満腹になるまで食べたかったので、問題ナシ。
大阪には「たこば」(大阪府大阪市東淀川区大隅1-1-19)を含め、数多くの神的なたこ焼き屋が街にあるが、東京はサクッと食べられる店が少ない!! 極端に少ない!! なので、たこ焼き欲を満たせる蛸正は極めて重要であり希少。





食材ひとつひとつが重なり合い
たこ焼きの醤油ダレと本わさび、たこ焼きの自家製ソースとマヨネーズ、うまい、うますぎる。
なんだろう、この、絶妙なとろけっぷりと、かつお節との融合っぷり。化学反応とでもいうべきか、食材ひとつひとつが重なり合い、混ざり合い、新たなおいしさを生む。




とうもろこしだからこその薫り高さとコク深い繊細な甘味
たこ焼きのとうもろこしと黒七味、もはやビジュアルの時点で優勝を確信するが、食べれば優勝確定。
とうもろこしの「とうもろこしだからこその薫り高さとコク深い繊細な甘味」がたこ焼きの生地の旨味と融合。「優しい」と「優しい」のシンクロに刮目してほしい。




鮎をメインディッシュ並みの存在にブチ上げ
たこ焼きの鮎と実山椒がやってきた。これはまたシブいしエモい。たこ焼きのとうもろこしと黒七味に負けないキャパさを感じざるを得ない。
食べて分かる、食べた瞬間から、ジワジワと広がる鮎の深みあるテイスト。そして数秒遅れてやってくる、ふわっととろけたたこ焼き生地の旨味。鮎と出会うことで、生地がソースとなり、鮎をメインディッシュ並みの存在にブチ上げ。うまい。




味覚を通じて脳に「これ絶対うまいやつ」な指令
たこ焼きの黒トリュフとマッシュルーム、これ、かなり強い。存在感が強い。あまりにも強すぎて、重力場に変化が生じ、反時間が発生する特異点になりそう。それほど、食べた瞬間から「味覚を通じて脳に「これ絶対うまいやつ」な指令」が届く。
ひとかみする、ディープすぎる薫りが広がる、ひとかみする、ディープすぎる旨味が広がる。薫りからのたこ焼き。その機序、極まる。
ノンアルでもじゅうぶんおいしいがビールや日本酒がかなり合う
ちなみに、蛸正のたこ焼きはノンアルでもじゅうぶんおいしいが、ビールや日本酒がかなり合う。特に季節の食材を使用したたこ焼きには超絶マッチする。今回の蛸正も最高だった。ごちそうさまでした。会釈。
出版社と本の街・神保町。立ち食いたこ焼き割烹「蛸正」のとうもろこしたこ焼き。とうもろこしに浸るたこ焼きは甘美の極み。たこ焼きの持つポテンシャルと奥深さに驚かされる。今度は2時間くらいかけてじっくりたこ焼きと酒を楽しみまくりたい。立ち食いだけど椅子もある。うまい、うますぎる。 pic.twitter.com/1TLDB7wzPF— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) August 13, 2025
(執筆者: クドウ秘境メシ)

- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。