女性に密かなブームの“ミドリムシラーメン”を食べてきた スッキリとした味で実に食べやすいゾ

女性に密かなブームとなっている食材があるのはご存じだろうか。それは、みなさん小学校の頃に理科の授業で教科書に出てきたことがあるであろう、ミドリムシ。人間の肉眼では見ることができず、顕微鏡を用いてようやく見ることができるその物体。生き物なのか植物なのかその生態の謎も多いミドリムシだが、光合成を行うことから植物に近いのではと最近では言われている。「ミドリムシ」というから「え、虫を食べるの?」と思われるわけで、別名の「ユーグレナ」を使えばそんなに抵抗ないのかもしれない。

そんな女性に人気のミドリムシ(ユーグレナ)を使ったラーメンがあると聞き、先日ガジェット通信は本郷三丁目にあるラーメン屋に取材に行ってきた。そのラーメン屋は本郷三丁目駅から徒歩5分ほどの場所にある“山手ラーメン 安庵(やまてラーメン あんあん)”である。

店内に入ると券売機があり、そこでミドリムシの入った『みどりラーメン』を注文することができる。ちなみに券売機で50番を選ぶと『みどりラーメン』を購入することができる。店内は明るく席はカウンターのみとなっている。ほかのお客様もいたこの日だが、快く取材に応じてくれた。私は券売機で購入した『みどりラーメン』を差し出し出てくるのを待つ。

待つこと数分、『みどりラーメン』の登場である。緑色のスープに野菜がたっぷり入ったラーメンである。スープを一口飲んでみると、バジルのあっさりとした香りが口中に広がり、実に女性受けしそうだ。オリーブオイルも多少入っているのだろうか、スープパスタを食べている感じに近い。多少お茶も入っているが、バジルの味でかき消されている。ミドリムシは入っているのかどうかは目視することができない。店員さんに聞くと「人間の目では見えないですよ」とのことだ。実際は粉末状にしたミドリムシを入れているとのこと。

『みどりラーメン』の麺は細麺タイプだが、つけ麺の方は太麺を使っているとのことだ。こちらも気になるのでいつか食べてみたい。

これ「ミドリムシが入っている」って言われなかったら本当にわからないレベルである。このラーメンに何匹のミドリムシが入っているのか訪ねると「2億からそれ以上のミドリムシが入っています」とのことだ。このお店はもちろんほかにも人気ラーメンがあり、どれが人気か聞くと「やはり定番のゆきラーメンか、みどりラーメンですね」とのことだ。『ゆきラーメン』はこの店の定番のラーメン(600円)となっている。ちなみに『みどりラーメン』は700円だ。ほかにもつけ麺やトッピング、替え玉サービスも行っている。

気になったのが、店内に『けいおん!』のフィギュアが置かれていたことだ。店長の趣味なのかそれとも誰かが置いて行ったのか……。

さて、話をミドリムシラーメンに戻すと、実に食べやすく作られており、完食してしまった。女性に受ける味というのも納得できる。ちなみにミドリムシそのものは業者から購入しているとのことだ。ほかにもトマトラーメンなど、これまた女性受けしそうなラーメンがある。

最近では『ミドリムシクッキー』、『ミドリムシシェイク』など女性の間でミドリムシブームが起きているようだ。先ほども述べたが、「ミドリムシ」という呼称で名前負けしているが、今では豊富な栄養素を持つことから食用としての研究も盛んである。特に東大ベンチャーのユーグレナ社ではその研究に熱心なようだ。

最近出てきているミドリムシ関連の商品はユーグレナ社と共同開発していると思って良いだろう。

今回紹介した『山手ラーメン 安庵』は現在3店舗あり、駒場店、上原店、そして今回訪れた本郷店がある。

山手ラーメン本郷 安庵(駒場店)
東京都渋谷区富ヶ谷2-21-7
渋谷パレス101

山手らーめん 別館(上原店)
東京都渋谷区上原1-13-9

山手ラーメン本郷 安庵(本郷店)
東京都文京区本郷5-23-11

公式サイト

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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