ソーラー発電で半永久的に使えるIoTデバイス向けバッテリー「Light Energy」

Light Energy(開発版)米調査会社ガートナーは、モノのインターネット(IoT)に接続される端末、すなわちIoTデバイスが、2016年時点で前年比30%増の64億台にのぼり、2020年までに208億台に達すると予測。

IoTデバイスが様々な分野で急速に普及するにつれて、デバイスためのバッテリーの需要も拡大するとみられている。

・ソーラー発電で半永久的に使えるIoTデバイス向けバッテリー

Light Energy(環境版)蘭スタートアップ企業のトライスト・エナジー(Tryst Energy)は、IoTデバイスに特化したソーラーバッテリー「ライト・エナジー(Light Energy)」を開発した。

縦2.12センチ、横3.4センチの「ライト・エナジー」は、大気などを測定できるセンサーを搭載した環境版、ヒトやモノの動きを検知するセンサーが付いたムーブメント版、センサー無しの開発者版の3バージョンで展開。

いずれも、わずか200ルクスの明かりに4時間当てるだけで、24時間分の消費電力を得られるのが特徴だ。

トライスト・エナジーによると、一般的なIoTデバイス向けバッテリーの寿命は5年程度だが、「ライト・エナジー」は半永久的に利用可能。

バッテリー交換のための手間やコストはもちろん、バッテリーの廃棄量も削減できる。

・キックスターターで資金調達を実施中

トライスト・エナジーでは、3万ユーロ(約357万円)を目標に、2017年3月9日からキックスターターで資金調達を実施中。

サポーターには、支援金額に応じて「ライト・エナジー」のプロダクトが提供される予定となっている。

Tryst Energy

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