国会事故調委員長『原子力組織改革法案』の閣議決定に抗議
政府は1月31日に原子力組織改革法案および原子力安全調査委員会設置法案を閣議決定。それに対して、国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)の黒川清委員長が抗議声明を発表した。
黒川委員長は、「調査を行っている最中であるにもかかわらず、政府が“組織の在り方”を定めた法案を決定したことは、私には理解できません」として、法案の決定の見直しと責任ある対応を求めている。この声明は野田首相、衆参院両議長、全衆参院議員に配布された。
「原子力組織改革法案等の閣議決定に関する国会事故調委員長声明」を発表しました – 国会事故調公式サイト
[画像:1月30日の国会事故調第3回委員会での黒川委員長]
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