FIFA年間MVPに輝いた”澤・バロンドール・穂希”が帰国

受賞式では着物姿だったが会見にはスーツ姿で臨んだ澤選手

 サッカー界で最も権威ある賞と言われるFIFA(国際サッカー連盟)の女子年間最優秀選手賞を受賞したサッカー日本代表の澤穂希選手と、同じく女子年間最優秀監督賞を受賞した佐々木則夫監督が2012年1月11日の朝、受賞式のあったスイスから帰国。正午から東京・本郷にあるサッカーミュージアムで記者会見に臨んだ。澤選手は、受賞後「なでしこジャパン」のメンバーから届いたメールの件名が「澤・バロンドール・穂希」となっていたと語った。

 澤選手は、帰国直後ということもあって少し疲れがある様子だったが、受賞したことで女子サッカーに注目が集まっていることについて問われると「たくさんの子供たちに目標や夢を持ってもらえたらいい。『不可能はない』ということを証明できた」と笑顔を見せた。

佐々木監督「澤のトロフィーのほうが重い」

 また、サッカー女子代表「なでしこジャパン」のメンバーからはどのような祝福があったか聞かれると、「日頃から仲のよい大野(忍)選手と近賀(ゆかり)選手がすぐにメールをくれた」とし、

「大野選手(のメール)は件名が『澤・バロンドール・穂希』になっていた」

ことを明かした。澤選手はさらに「忍をはじめ、最高の仲間がいたからこそ獲れた賞なので、感謝しています」とあらためて仲間に対する感謝の言葉を述べた。一方、佐々木監督は「僕は選手に個人情報を伝えてないので・・・」としつつも、「ただ1人だけ、誰とは言わないが、調べて電話をくれた奴がいた」と、1人だけ受賞直後の佐々木監督に連絡をした選手がいたと語った。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] なでしこメンバーからのメールに関するコメントから視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv77422344?po=news&ref=news#11:02

(土井大輔)

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