インド人現代アーティスト、N・S・ハルシャの20年の軌跡を紹介

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N・S・ハルシャ 《ここに演説をしに来て》(部分) 2008年
アクリル、キャンバス 182.9×182.9 cm(×6)

「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」が、森美術館にて2017年2月4日(土)から開催。会期は6月11日(日)まで。

N・S・ハルシャは、南インドの古都マイソールを拠点に制作を行うアーティスト。世相や社会状況を、絵画を中心に多彩な表現技法を用いてユーモラスかつシニカルに描きあげるその作風は、南インドの自然や伝統文化、人間と動植物との関係や、世の不条理さ、といった要素が見られる。経済成長と共に注目を集めるインド現代美術界を代表するアーティストの1人として活躍中だ。
「絵画」という枠組みにとらわれず、キャンバスをはじめ床絵、壁画やインスタレーションまで多様なメディアを使用した展示は、1人のアーティストによるものでありながら、様々な絵画のありかたを私たちに提案する。
本展では、新作含む約70点の作品を通して、N・S・ハルシャの20年にわたる実践を紹介する。ローカルや伝統という視点から見たインドの「今」を、作品だけでなく、彼のコレクションのインド漫画や、現地の人々の生活を写した写真や映像からも体感できる。

「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」
企画:片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
会期:2017年2月4日(土)~6月11日(日)
開催場所:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53F
開館時間:10:00〜22:00、火10:00〜17:00
※いずれも入館時間は閉館時間の30分前まで
※会期中無休
入館料:一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳〜中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円
※すべて税込み
※本展のチケットで、展望台東京シティビューにも入館可
※屋上スカイデッキへは別途料金

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