Googleがついに音楽ストアサービスを発表、「Music Beta」は「Google Music」に(更新)

米ニューヨークで開催されたAndroidのスペシャルイベントでGoogleがついに音楽ストアサービスをお披露目しました。音楽ストアはAndroidマーケットのセクションとして追加されており、WEBブラウザとAndroidアプリからアクセスして曲を購入することができます。「Music Beta」が「Google Music」にGoogleは今年5月よりPC上の音楽をGoogleサーバにアップロードし、複数の端末にストリーミングできる「Music Beta」サービスを米国国内限定で行っていましたが、今回の音楽ストアサービス開始と共にBetaが外れ、新たに「Google Music」として提供するようになりました。サービスは依然として米国のみの提供ですが、米国のユーザであれば誰でも無料で利用することができます。Windows、Mac、Linuxの音楽は2万曲までGoogleサーバにアップロードでき、ブラウザやAndroidスマートフォン、タブレット上で再生することができます。Androidマーケットで購入した音楽をダウンロードしてオフラインで再生することも可能。

音楽ストアサービス音楽ストアはAndroidマーケットのセクションとして追加されており、WEBブラウザとアプリからアクセスすることができます。今後数日のうちに音楽の購入に対応したAndroidマーケットのアプリが利用対象の端末に配信されるそうです。(更新:マーケットアプリのアップデートは不要。)

音楽ストアは既存のアプリ、書籍、映画と似たサイト構成で提供されています。Googleは音楽ストアの提供に向けソニー、EMI、ユニバーサルといった大手レーベルだけではなく、1,000近い中小レーベルと契約を締結したそうです。音楽は現在800万曲が提供されています。全ての音楽は90秒間試聴することができ、購入した音楽は端末にストリーミングできるほか、ダウンロードすることもできます。ダウンロードする場合はビットレート320KbpsのMP3ファイルとなります。

 音楽はGoogle+の友人と共有することができ、共有相手は曲(アルバム)を1度だけフル再生することができます。

Coldplay、Dave Matthews Band、Pearl Jam、Shakiraの未公開曲、Rolling Stonesの未公開のコンサートアルバム、Busta Rhymesの未発表アルバムがGoogle Musicで独占公開されるそうです。Artist Hub個人ミュージシャンは「Artist Hub」を通じて自身の楽曲をAndroidマーケットで公開できるようになります。アーティスト自身で楽曲の価格を設定(無料もOK)でき、販売価格の70%がアーティストの収益として支払われるそうです。T-Mobileユーザのキャリア課金米国のキャリア T-Mobileは自社の顧客がAndroidマーケットで音楽を購入した際、その支払いをキャリアの月々の請求に含めることを可能にすると発表しました。同社はまた、自社の顧客に対してDrake、Maroon 5、Busta Rhymesを始めとした多くのアーティストの楽曲を無料で提供するキャンペーンを年内中に実施すると発表しました。T-Mobileユーザはより多くの楽曲を無料でゲットできることになります。


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