【老後のサバイバル】生活保護を受けながら田舎で釣りをして暮らしたいのですが(43歳独身男性)

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もはや日本の年金制度も末期的症状にあると言っても過言ではなく、老後に年金だけで暮らす事が出来る人は少なくなっています。というわけで、少ない年金を貰うよりも

「ぶっちゃけ生活保護受けた方が得なんじゃね?」

みたいな感じでして、もはや年金を積み立てる意味があるのか微妙なところで御座います。

すでに年金を積んだところで老後の生活費が賄えるわけでもなく、かと言って60歳を過ぎてから仕事があるのかと言えば、微妙な派遣社員、もといフリーエージェントなどは将来を真面目に考える必要があります。

もっとも今更考えたところで結果は大して変わらないのですけどね(爆)。

しかし!

まともに年金を貰える気がしない筆者ですが、なんとなく生きて行ける気がします。

「生活保護受けながら釣りでもしたら生活出来るんじゃね?」

生活保護で受けられる金額は、まさにギリギリで生活出来る額ですが、さらに国民年金で受け取る額はその半分くらいで御座います……。

つまり!

今から釣りのエキスパートになれば、とりあえず生活保護でも受けながらノンビリと田舎で釣りをして暮らせば、どうにかエンジョイ出来る可能性が見えてくるかもしれない予感です。

海は宝の山である!

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他にも畑で農作物を作るとか、猟師になるという手法もありますが、いかんせん土地を持っていなければ農家にはなれません。

猟師ならチョイチョイなれそうですが、猟師として生活出来るだけの収入を得るのは大変でして、あまり現実的ではありません(一応、筆者も猟師ですが)。

と、なると金がなくても簡単に始められて、かつ食料を調達するとなると“海”に出るしかありません。

海なら意外と簡単に魚が釣れるぞ!

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ちなみに海なら魚は簡単に釣れます。山で猪や鹿を獲るよりも遙かに難易度は低めです。

若干、都市部だと魚も少なく釣り人も多いので“爆釣”と言える程の釣果は出ませんが、年金や生活保護で生活するなら田舎の方が家賃も安いので、あえて都市部にしがみつく必要はありません(病院が近いのは便利だけどね)。

ちなみに“海釣り”と言ってもピンキリでして、船に乗らないとしてもルアーで釣ったり餌で釣ったりと手法は様々です。

そして!

海と言っても一年中同じ魚が釣れるわけではないので、色々な釣りをマスターしておかなければ将来的に厳しい事は言うまでもありません。

それでも魚を選ばず、とりあえず食べれるならば良いってことなら難しくはないので、何もしないよりはマシかと思われます。

男だったら“ショアジギ”一択である!

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お金が無い前提なので、どうしても陸から釣る事になるのですが、実際には陸からどんな魚が釣れるのでしょうか?

とりあえず伊豆辺りなら“イカ各種、イワシ、アジ、サバ、カマス、ブリ、スズキ、シイラ、マダイ、メジナ、ウツボ”は狙えます。

この中でメジナとウツボ以外はルアーで狙えるので、男だったら一発大物狙いで“ショアジギング”をマスターしましょう。

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ちなみにショアジギングとは、その名の通りショア(陸)からジグ(ルアーの種類)を使った釣りでして、大物狙いにはベストな釣法なのです。

あとはイカを狙うなら“エギング”となりますが、まあ技術的な共通点はあるので両方マスターしておいて下さい。

勝負は夜中から始まっているぞ!

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田舎でしたら釣り場も多く、釣り人も少ないのでノンビリ夜明けに勝負しても良いのですが、都市部から近い東伊豆ですと人も多いので、魚が良く釣れる釣り場は早めに行って場所取りをする必要があります。

そして!

何気にイカ系は夜釣りがメインなので、まずは夜明けまで“エギング”をして時間を潰すのがベストです。

まあ、ここら辺は時期も大事ですが伊豆だと5~7月と10~11月ならイカと魚の両方が狙えます。

エギングについて説明すると小一時間かかるので省略しますが、とりあえず一番大事なのは“折れない心”であると言っておきましょう。

結果、この日は写真の小さいヤリイカ1杯だけですが、周りも全然釣れてなかったので頑張った方だと思います(例えスレ掛かりだとしても……)。

夜明けからが本番である!

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ちなみに魚が釣れる時間帯は、一般的には夜明けと夕方になります。

他にも“潮”(大潮がベストとされる)とか色々あるのですが、とにかく一番釣れるのは朝イチだと思って下さい。

と、言いながらもまったく魚が釣れる事もなく時は過ぎ、なんだかんだで9時を回ってしまいました……。

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いや、厳密には大物を狙わずに小さいサバや鰯を狙えば数は釣れるのですが、ここは記事的にも大物狙いに徹する必要があるのです。

すると、どうでしょう?

湾内に鳥が集まって来てるでは、あ~りませんか!

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とりあえず見に行くとイワシ(セグロイワシ)が大量にスロープに打ち上げられています。

このような時は近くにイワシの天敵、すなわち大物がいる確率が高いのでチャンスです。

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ちなみに打ち上げられたばかりなので、このイワシを拾うのも悪くないのですが、鳥を蹴散らして爺さんが一生懸命拾っていたので、筆者は遠慮しておきました。

釣れた魚は調理すべし!

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はい、コレが本日の釣果です。

「お、おう……」

みたいな感じで、言う程に釣れてないよね感は否めませんが、都市部の釣りはこんなもんです。

とりあえずヤリイカとワカシ(ブリの稚魚)をゲットしたので、一食分は賄えるでしょうか?

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まずイカは刺身が一番美味しいので、ちゃっちゃと刺身にしてしまいます。若干、締めるのを忘れていたので生きたままですが、細かい事は気にしないで下さい。

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ゲソの部分は刺身にするにはイマイチなので、軽くオリーブオイルで炒めて塩で食べます。

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鮮度は抜群なので、炒めすぎないようにしましょう。

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包丁が苦手な人でもイカは捌くのが簡単なので、練習がてらやってみて下さい。イカを調理する時は寄生虫が居ないか目視で確認しながら調理する事を心がけましょう。

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ワカシはブリと違って脂が乗っていないので、三枚に下ろして“漬け”にして食べます。

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すると脂の乗ってないワカシでも、独特の歯ごたえと“漬け”ならではの醤油感で結構イケます。

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あとは炊きたての御飯に乗せてしまえば良いわけで、とりあえず釣り立てならではの“コリコリ感”が良い感じです。

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イマイチな魚でも調理によっては十分美味しいので、釣りの技術も含めて調理技術を磨くと楽しい老後が送れると思います。

市場で魚買った方が安いんじゃないか説浮上

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この日はイマイチ釣れなかったのですが、とりあえず餓死しない程度の食料は調達出来たのでヨシとしましょう。

反省としては大物狙いに徹しないで“投げサビキ”でイワシを釣りまくった方がタンパク質的には正解だったかも知れません。

あと、ワカシとか売り物にならない魚は、漁港の市場で“タダ同然”で買う事も出来るので、釣るより買った方が安いじゃないか説が浮上して来ました。

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ぶっちゃけ釣りなんか釣れない時は誰がやっても釣れないので、手ぶらじゃないだけマシって感じですが、あえて言おう!

「海は気まぐれである!!」

昨日、釣れたからと言って今日釣れるとは限らないのが海釣りで御座います。釣れた魚に感謝して美味しく頂ければ満足ではないでしょうか?

ちなみに一応はシイラ狙いだったのですが、この日は回ってなかったようでシイラの気配すらありませんでした。

しかし!

釣れる時はシイラも沢山釣れるので、やはり海はロマンがあると言っておきましょう。

それでは、是非みなさんも老後に備えて“釣りの技術”を磨いておいて下さい。

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