【ガジェ通秋葉原制覇】秋葉原に残された最後の聖域でカツカレーを食べてみた @『あきば食堂』

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ガジェット通信が秋葉原に引っ越したという事で、筆者(YELLOW)も鬼のペースで秋葉原で食べまくるわけですが、あえて言おう!

「ゴールデンウィークの秋葉原、混み過ぎぃぃいいい!!!」

何を食べるにもチョイチョイ並ぶし、有名な店だとチョー並ばなければランチを食べる事は出来ません。

しかし!

その様な場合は裏路地でひっそりと営業している“ディープ秋葉原”な店で、優雅にランチをエンジョイすれば良いかと存じます。

まあ、そもそもが「何時から秋葉原はデートコースと化したのか?」みたいな素朴な疑問もなきにしもあらずですし、リア充共はネズミの国でも行ったらいいいだろが(略

ディープ秋葉原『あきば食堂』

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どうせ夏が終わったら別れるであろうカップル共が寄り付くことのない、秋葉原の聖域とも呼べるディープゾーンにある『あきば食堂』で御座います。

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昔の古き良き秋葉原の面影、もといそのまんまな『あきば食堂』は、今でもリーズナブルかつ、スピーディーなランチを提供してくれています。

正直、店の外観からして入りにくさ125%なのですが、逆にこの雰囲気に馴染めない様では“ニワカアキハバラー”と呼ばれても仕方ありません。

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店内の椅子が統一されていない感とか、刑務所にも負けない壁のウェザリング具合、インテリアと呼べるか微妙な小物の数々、どれもが秋葉原していますね。

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何故か“フリーお菓子”みたいなポットもあります。どんだけサービス精神旺盛なのか小一時間ですが、良識の範囲内でエンジョイして下さい。

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メニューの手書き感もジワジワ来ますが、逆に今は昔懐かしい雰囲気がお洒落な可能性も微妙にあるかもしれません。

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とにかくメニュー全般、安いので1000円もあれば王族レベルの豪華なランチが食べられると思います。

『カツカレー』(650円)を食す!

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一応はカレーから制覇するとの趣旨ですので、とりあえず筆者の得意な『カツカレー』をオーダーしてみました。

厨房に見えるのは……昔の冷蔵庫ですかね?

骨董品とも呼べる冷蔵庫を21世紀の今でも使い続けるとかリスペクトです。

厨房から軽やかに油の跳ねる音が聞こえます。筆者レベルになると美味しい揚げ物は“音”で分かるのですが、この『あきば食堂』のオヤジは良い仕事をしていますね。

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ビジュアル的に気になるのは、やはりゴロゴロ転がっている感のある野菜達でしょうか?

うちのオカンが作るカレーに激似ですが、逆に一周回ってコレが良いと思える年齢に達した筆者です。

カツはギリギリの薄さである!

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もし、あと1㎜でも薄かったら激しくディスる可能性のある『あきば食堂』のトンカツ(ロースカツ)ですが、下味、揚げ具合ともマーベラスで御座います。

この『あきば食堂』は揚げ物が得意なのですが、そのスキルの高さをうかがうことが出来る一品ですね。

カレーは普通で普通に旨い!

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まったくもってレビューに困る味ですが、いわゆる定食屋さんのカレーとしてはド真ん中でして、可も無く不可も無しなカレーかと存じます。

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このカレーを激旨!と表現するのは如何なモノかと思われますが、美味しいか美味しくないかと聞かれたら、まあ美味しいと思うし思って欲しいし、72%くらいの人は

「まあ、普通じゃね?」

みたいな答えに着地する味と思います。むしろ本格的なカレーを求めて定食屋さんに来る方が間違っているので、このくらいのカレーで十分ではないでしょうか?

福神漬けとラッキョウも良し!

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これらアイテムの有無は非常に重要です。特にラッキョウは口直しになるので、是非とも有効に活用したいところですね。

『あきば食堂』 総評

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もはやメインストリートは大資本のチェーン店に露骨に占領された秋葉原ですが、まだまだ路地裏で頑張っている個人店もあります。

このような店こそ秋葉原の宝ですので、大事にしたいと思った筆者です。

どうせ大手の店なんか潰れても別の店がすぐ入るので、愛着も何も沸きませんが、個人経営の店は一期一会ですからね。

というわけで、”秋葉原が大好き!”と言うのであれば、この『あきば食堂』は必食(カップルを除く)ですので、是非とも訪れてみて下さい。

『あきば食堂』

住所:東京都千代田区外神田3-2-6

営業時間 11:00~15:30
定休日:日曜祝日

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