NVIDIA、次世代Tegra ”Kal-El”のホワイトペーパーを公開、”Kal-El”には5つのCPUコアが搭載されていた
NVIDIAが次世代Tegraとなるプロジェクト”Kal-El”のホワイトペーパーを公開しました。ホワイトペーパーにはTegra 2や他社のSoCと性能を比較した結果も含まれています。”Kal-El”には4つのARM Cortex A9コアが搭載されていますが、Tegra 2と同じ40nmプロセスで製造されるため、Tegra 2よりも電力消費は高いと予想されていましたが、NVIDIAによると、同社のVariable SMP(vSMP)技術により、ほとんどの場合、Tegra 2よりも省電力で動作するそうです。このvSMP技術には4つのメインコアに加え”Companion Core”と呼ばれる5つ目のコアが存在します。”Companion Core”はメインコアよりも低い周波数・電力消費で動作し、WEB閲覧や音楽再生時など負荷が低い時にメインコアの代わりに使用されるそうです。負荷の高い時には”Companion Core”が停止され、4つのメインコアが使用されるそうです。Tegra 2と比較したのが次の図。
次zの図は他社のSoCと性能を比較した図。Tegra 2を含めたのSoCよりも約2倍の性能を出すようです。
Source : NVIDIA
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