アパレル系雑誌がアツい? 水嶋ヒロ×サッカー長谷部選手が『GLOBAL WORK』誌で対談
水嶋ヒロさんが編集長をつとめる、カジュアルウェアブランド『GLOBAL WORK』のライフスタイル誌『GLOBAL WORK』(季刊、300円/税込み)第2号において、水嶋ヒロ×サッカー日本代表キャプテンの長谷部誠選手の対談が実現しました。同誌の発売は9月5日、全国の『GLOBAL WORK』店舗および一部書店にて取り扱います。
『GLOBAL WORK』誌は、2011年3月31日に創刊したライフスタイル誌。『VOGUE NIPPON』『BRUTUS』などで活躍した編集者・齋藤和弘さんを顧問に、数々の雑誌のデザインを手がけた藤本やすしさん(CAP)をアートディレクターにという豪華メンバーによる創刊で話題になりました。内容は、さほど「読み応えある!」というものではないのですが、さすがにデザインは美しく見ていて楽しい雑誌です。
2号の特集テーマは「セレンディピティ(serendipity)」。「引き寄せの法則」「偶然の幸運をつかむ力」などを意味するこの言葉を「目標に向かって動き出した結果、偶然にも手に入れることができた幸運」と解釈し、水嶋さんと長谷部選手が対談を行いました。水島さんは、中学・高校でサッカー部に所属。第81回全国高等学校サッカー選手権大会ではレギュラー(MF)として活躍し、準決勝まで進んだという経歴もあり、ふたりのサッカー談義も気になるところですね。
アパレルブランドが作る雑誌といえば、ベイクルーズのブランド『FRAMeWORK』の雑誌『murmur magazine』(季刊、500円/税込み)も興味深い一冊です。服部みれいさんが編集長をつとめ、現在13号までを発刊。サステナブル(持続可能)なライフスタイル情報、最新の“エシカル”ファッションを取りあげ、号を重ねるごとに静かな人気を集めています。手作り感ある体裁がどこか昔の雑誌的で、特集や連載は読みごたえもあるラインナップです。
ファッションを選ぶことはライフスタイルを選ぶこと。洋服と一緒に、自分の生き方の指針となるオピニオンを打ちだした雑誌を手に取るのは自然なことなのかもしれません。すくなことも、間口を広げ過ぎて誰に何を伝えたいのかわからない雑誌よりも、『GLOBAL WORK』や『murmur magazine』のようなアパレルブランドによる雑誌のほうが、今は面白いような気がするのです。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。