これだけは覚えておきたい!Facebookの「エッジランク」の3要素と各要素の優先順位
「Facebook活用の要諦の1つは『エッジランク』だ!!」
そんなお話と共に以下のようなスライドが良く紹介されるかと思います。
以前、知らないと損する「Facebookページのウォール投稿・運用ノウハウ」7選!これでインプレッションを最大化!の記事でエッジランクの話をしましたが、「もう少し分かりやすく説明して欲しい!」という要望もあったので、図解してみました。皆さんの周りにも「エッジランクって何なんだ!?」と言っている方がいたらご紹介頂ければと思います。
1.エッジランクとは?
「ハイライト」の表示情報を選定するためのアルゴリズム
ニュースフィードには、「ハイライト」と「最新情報」があります。「ハイライト」には個人ごとに最適化された情報が表示されるのですが、その仕組みをエッジランクと言います。このハイライトがデフォルト表示のユーザーが多いので、エッジランクが低いとFacebookページのウォールに何を投稿しても、ファンには表示されません。
2.[図解]エッジランクを構成する3要素
▼エッジランクを構成する3つの要素
エッジランクは上の図にあるように、「親密度」・「重み」・「経過時間」の3つの要素のかけ合わせで計算されています。それぞれ分かりやすくご説明します。
「親密度」とは?
親密度は、普段どれだけその人とコミュニケーションを取っているか?を見られます。どのコミュニケーションが対象範囲になるかは公開されていませんが、
・コメント
・いいね!
・タグ付けメッセージ
・プロフィールページの閲覧
は少なくとも対象となっています。
意外と知らない方が多いのですが、この「プロフィールページの閲覧」で、ファンがFacebookページに来てくれただけでもスコアが加算されます。
「重み」とは?
1つ1つの投稿に対して「いいね!」「コメント」などのリアクションがされた回数を見られます。リアクションの種類によっても加算されるスコアが変わり、「いいね!」よりも「コメント」のほうがスコアが高いと言われています。(※上記図の「いいね!」=0.5点、「コメント」=1点、というのはイメージして頂きやすいように入れている当ての数字です。)
また、リアクションだけではなく、1つ1つの投稿自体にも重みがあり、「近況」よりも「写真」や「動画」などのほうが、重みが高くなると言われています。
管理者のコメントも加算されるかは情報が公開されていませんが、日々の運用している中での感覚としては加算対象になっている気がします。
「経過時間」とは?
「投稿がポストされてからの経過時間」と、「リアクションが付いてからの経過時間」の2つが見られます。より最近のほうがスコアが高くなります。
例えば、1週間前にポストされた投稿はニュースフィードに表示されにくくなりますが、その投稿に数秒前に「いいね!」がつけば表示されます。
3.3つの要素の優先度
▼エッジランク各要素の優先度
ここからは仮説ですが、3つの要素を掛け合わせる際には、1.「経過時間」、2.「親密度」、3.「重み」の順番でスコアを優先的に見ていると思われます。
知らないと損する「Facebookページのウォール投稿・運用ノウハウ」7選!これでインプレッションを最大化!の記事で書いたように、「運用業務」の中でスコアを上げやすく、重視すべきは1.「重み」、2.「親密度」、3.「経過時間」の順番なのですが、スコアの優先度的にはその逆になっています。
なぜ、「重み」より「親密度」のほうが優先度が高いか?「経過時間」の優先度が高いのは当たり前として、なぜ「重み」よりも「親密度」のほうが優先度が高いか? 「個人個人のコミュニケーションを最適化する」というFacebookの思想を考えれば自明なのですが、実例を簡単のご紹介します。
私は、数か月前に『トヨタ自動車』のFacebookページのファンになりました。1つ1つの投稿には、「いいね!」が40以上ついたり、コメントもほぼ毎回ついています。この数字は日本の中では多いほうだと思います。が、これまで私のハイライトに表示されたのを見たことがありません。
「重み」の優先度が高ければこれだけリアクションが多いFacebookページの投稿は表示されるはずですので、「親密度」が重要視されていると想定されます。
親密度を上げるためには?
エッジランクのスコアで一番重要な「親密度」。
楽にこのスコアを上げる方法の1つがアプリを使ったキャンペーンです。(恐らく全てのファンとコミュニケーションとコメントし合ったり、メッセージを送り合うのは時間的に不可能だと思いますので。)その方法や注意点もあるのですが、まだ記事として準備出来ていないので、気になる方がいらっしゃいましたら個別にご相談頂ければと思います。
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※画像は『Facebook』から引用されています。
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