あなたの夢はモノクロ? それともカラー?
わたしの夢はモノクロが多いです。部分的に色が混ざっていますね。白黒写真で、例えば女性が持っているカバンが鮮やかな赤だったり、道に置いてある工事用のコーンが黄色だったりします。
古い人間だからでしょうか?
若い年齢層ではカラーが多いと聞いたことがあります。ただ、ここで、夢占いやフロイトとユングに代表されるような心理学、レム睡眠やノンレム睡眠といった脳科学を語るつもりはありません。夢だけの話をします。昼見る夢ではなく、夜に見る夢です。
しかも、わたしだけの夢に限定します。なぜなら、あなたの夢をわたしが眺めることは不可能だからです。誰かの夢に侵入できるようになれば、それはそれで楽しい世界になるかもしれません。科学がそこまで発展すれば、スゴイでしょうね。
ここからは、わたしが勝手につくった不確かな考えです。
論文などありません。少し、調べれば、モノクロとカラーについての統計などが出てきます。文献もなしです。実験もしません。数十年、ヒトとして生きてきた実体験だけで記します。
朝、起きました。夢を覚えています。後味の悪い夢なら寝汗をかいてるかもしれません。何かに追いかけられたり、誰かに叱られたりすることが多い方もいるようです。印象的なシーンが、それこそ、台本のない映画のように頭をかけめぐります。
夢を2つに分けましょう。
夜に見ている夢。起きたあとに、それを思い出している夢。どちらも、自分の脳で感じています。さて、ここで疑問が出てきました。この2つは同じものなのでしょうか?
専門的な言葉はつかいませんよ。単純です。最初に出した、わたしの例を挙げれば、女性が持っているカバンは、本当に鮮やかな赤だったのか、工事用のコーンが黄色に見えていたのか、ハッキリとしません。
それは、思い出している夢に付け加えられた色かもしれないからです。夜に見ている夢は完全にモノクロで、後から、勝手に色塗りされて、自分自身がそうなんだ……と思い込んでいる可能性がゼロというわけではありません。
夢って不思議ですよね。ヒトの脳は、さらに不思議です。
それではお尋ねします。タイトルですね。あなたの夢は、モノクロ、それとも、カラーのどちらですか?
わたしは自信をもって答えることができません。夜に見ている夢の最中に、聞いてみたいです。「どう?モノクロなの?カラーなの?」って。ものすごく願望がありますね。本当に自信ありませんから。
もう一度、お尋ねを。
あなたの夢はモノクロ? それともカラー?
自信をもって答えられますか?
もしかすると、すべて、あなたの幻想かもしれませんよ。
画像: http://www.morguefile.com
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(執筆者: yosh.ash) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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