“経済の豊かな国は治安もいい” で 日本は?
今回は西村博之さんのブログ『ひろゆき日記@オープンSNS。』からご寄稿いただきました。
“経済の豊かな国は治安もいい” で 日本は?
海外では、基本的に長距離列車のある駅の周りはだいたい治安が悪いです。お金のない人がとりあえず、都会に来て、犯罪に手を染めたりとか、金目のモノを持ち歩くのでひったくりが発生したりするんですよね。
ところが、モスクワの駅は、夜の24時を過ぎても女の人が一人で歩いていたりするんですよね。先進国でもここまで治安のいい国は結構珍しいです。
2週間ぐらいロシアに滞在したわけですけど、危険な感じは一切しませんでした。
至るところに警官がいるせいかもしれませんが、、、
景気がいい国というと、中国が浮かぶ昨今ですが、ロシアもかなり景気がよかったりします。
石油やガスや鉄鋼やレアメタルを輸出したりしてますが、資源だけではなく、IT企業でもMail.RUという上場企業は、ロシア国内のサービスだけでなく、『Facebook』や『グルーポン』の主要株主にもなってたりします。
そんなわけで、重厚長大な産業から、ソフトウェア産業まで幅広くうまくいってるロシアは、今後4年間で財政赤字を0にするのを目指しているそうです。
そんなわけで、おいらの経験則では、景気のいい国ほど治安は良くなります。
犯罪をしなくても普通に働くだけで稼げてしまうので、犯罪に走る動機が少ないんですよね。
んで、犯罪者が少ないので、警察に余裕が出てきて、ちょっとした犯罪でもすぐに捕まえるようになって、検挙率があがって、犯罪がどんどん割りに合わなくなってくるわけです。
翻(ひるがえ)って、日本ですが、経済復興よりも足の引っ張りあいを皆さんが望んでいるので、景気は悪くなってまして、2010年の検挙率は31.4%と、2009年より悪化してますね。
んで、子どもの鏡になるべき大人の行動なんですが、65歳以上の高齢者による万引きがここ10年ぐらいずっと増えています。
1998年には、10代の万引き犯が5万961人、65歳以上の高齢者が8651人だったんですが、2010年は10代の万引き犯が2万8364人、高齢者の万引き犯は2万7362人に増えています。
そろそろ、万引き犯は、未成年よりも高齢者のほうが多くなるのかもしれませんね。
さてさて、経済を諦めて、足を引っ張り合うことを選んだ社会の行き先はどうなるんですかねぇ?
執筆: この記事は西村博之さんのブログ『ひろゆき日記@オープンSNS。』からご寄稿いただきました。
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