【山形県鶴岡市】身近な生まれかわりの旅として人気の、羽黒山「石段詣」巡礼者が1万人を突破!
山形県鶴岡市の「出羽三山神社」とDEGAM鶴岡ツーリズムビューローは、新型コロナウイルスが蔓延した2021年6月から、収束と人々の平安を願って祈りを捧げる「石段詣(いしだんもうで)」を実施。今年は4月26日(土)~11月中旬の期間で実施されており、5月17日(土)に参拝者累計1万人を突破した。
杉並木の石段を踏みしめて参拝し、自分を見つめなおす
「石段詣」は、出羽三山のひとつ羽黒山に広がる樹齢350年以上の杉並木の中、結界を意味するお注連(おしめ)を身につけて、2,446段の石段を踏みしめて参拝することで、自分を見つめなおす特別な体験。杉並木はフランスの有名旅行冊子でも3つ星の評価を獲得しており、羽黒山の静謐な美しさと、1400年以上にもわたる歴史で五感を満たすことができる。
結界を意味する白いお注連を身につけて参拝
巡礼で身に着ける白い「お注連」初穂料・1,000円は、山中の魔障が憑かないようにするもので、おしるし(記念品)として持ち帰ることができる。
受付時の窓口では、注連に付ける「縁紐(えにしひも)」初穂料・各色200円も用意されている。赤は恋愛運、黄は財運、緑は健康運、紫は学業成就、白は生業運となっているので、願いにあわせた色を選ぼう。「お注連」と「縁紐」の初穂料は、石段(参道)の整備費用として活用されている。
受付場所は2カ所で、羽黒山麓の随神門授与所が9:00~15:00頃まで、
山頂の出羽三山神社 参集殿が8:40~15:00頃まで。天候・日没時刻によって15時前に受付終了の場合がある。所要時間は、片道1時間~1時間半。2446段の石段の参道では、国宝羽黒山五重塔も参拝できるので、立ち寄ってみよう。
1万人突破の記念発表
「石段詣」は、コロナ収束後も、より身近な生まれかわりの巡礼体験として、出羽三山を参る多くの旅行者に支持されてきた。
1万人突破の記念発表では、大阪府から訪れた岡本さんと、静岡県から訪れた島嵜さんが、出羽三山神社の阿部宮司、羽黒山伏とともに、山形県おもてなし局長きてけろくんから祝福され、石段詣1万人記念の特別御朱印が揮毫された出羽三山神社の御朱印帳と、普段は頒布されていない特別授与品が贈られた。
大学研究室と連携して体験者のデータを「収集
また、DEGAMは、旅行者のより良い滞在のために、デジタルIT調査に力を入れている。「石段詣」の一環として、出発時と到着時にスマートフォンでQRコードを読み取ることで、参拝時間や現在位置などが把握できるシステムを、静岡県立大学 渡邉研究室と連携して導入。
システムの利用者には、到着時にアンケートに回答することで、出羽三山神社の特別授与品の抽選に参加できる特典を用意し、体験者の声をはじめとするデータの収集に取り組んでいる。
また、アンケートに回答した体験者の感想を集計し、ワードクラウド化での可視化も試みている。「ありがとう」という感謝の言葉が最も大きく表示され、「楽しかった」「良かった」「清々しい」「素晴らしい」などのポジティブな言葉が多く目立っている。
巡礼に加え鶴岡の食文化も振興
国宝羽黒山五重塔は、2024年に約20年ぶりにの大改修を終え、2026年には12年に一度の羽黒山の「午年御縁年(うまどしごえんねん)」で多くの参拝者が見込まれる。DEGAMでは、「石段詣」をはじめとする巡礼だけでなく、出羽三山とも深く関係し、ユネスコ食文化創造都市に選ばれた鶴岡の食文化についても、地域と連携しながら幅広く展開し観光振興に努めていく。
生まれ変わりの旅「石段詣」に出かけて、羽黒山の静謐な美しさと歴史を体感してみては。
出羽三山神社HP:http://www.dewasanzan.jp
石段詣公式サイト:https://www.ishidanmoude.com/
つるおか観光ナビ 石段詣紹介ページ:https://www.tsuruokakanko.com/course/3428
※QRコードの商標はデンソーウェーブの登録商標です。
(山本えり)
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