結婚ラッシュに沸く芸能界!ハイグレード男性を射止める秘訣
芸能界は空前の結婚ラッシュ
私は芸能界にそれほど詳しくありませんが、そんな自分でも知っている大物芸能人の結婚ラッシュが続いています。きっかけが何であれ、結婚に対する世間の意識が高まることは歓迎で、今回の結婚ラッシュに期待する部分も大きくあります。
ところで、世間では福山雅治さんのように条件も容姿も優れている人を、「セレブ男性」と区別して「ハイグレード男性」と呼ぶ流れがあるようです。婚活中の女性にとって、こうした男性と結婚するには何が必要なのでしょうか。さすがに芸能人の実情は私には分かりませんが、実際、結婚相談所にいるハイグレード男性を相手にする際に知っておくべきことを考えてみたいと思います。
ハイグレード男性はなぜ結婚していないのか
まずは、なぜ、条件も容姿も優れたハイグレード男性が、これまで結婚していないのか。結婚相談所で活動している人の中にも「今まで何で結婚しなかったのだろう?」と、つい思ってしまうような男性がいますが、理由は大きく分けて以下の二つに分かれます。
1.自分の理想に合う女性と出会う機会が無かったタイプ
2.仕事に熱中した結果、機会を作り出せなかったタイプ
それぞれのタイプはさらなる細分化が可能で、例えば前者は単に理想が高過ぎる男性もいれば、運が無かっただけの人もいます。基本的に婚活適齢期と仕事に集中しなくてはならない期間は被りがちなので、後者に該当する人も少なくありません。どちらのタイプにしても、現状の打破方法として結婚相談所の利用を考えるのは非常に自然なことです。3つめのタイプとして「そもそも結婚に興味がない」という人もいますが、ここでは割愛させていただきます。
ハイグレード男性を射止めるには、特化した戦略が必要
皆さんは釣りをされますか?私は大好きです。婚活と釣りを並べるのは少し不謹慎かもしれませんが、実際、キス釣り用の仕掛けで鯛は釣れません。比較的広範囲の魚を対象とする五目釣りの仕掛けも存在しますが、それでも型の良い鯛は釣れないでしょう。婚活を始める際、対象を広げるか、それとも狭めるか、というのは婚活の序盤において重要な決め事です。
例えば、将来を見通すことが難しい現代において、「共働き可」を女性側のプロフィールで推し出すことを大半の男性は歓迎するかもしれません。しかし、ハイグレード男性には過半数男性の興味を捨ててでも「家のことは私に任せて」という旧来の価値観が求められるかもしれません。
ようするに、他の女性はどのようなプロフィールにしているだろうかと想像を働かせ、差別化を意識する必要があるのです。最初のきっかけ作り自体が中々狭き門ですが、差別化さえ図ればスタートラインはぐっと引き寄せられます。
ハイグレード男性が女性に求めていること
ハイグレード男性を射止める際に決して忘れてはいけないのが、今までの相手の苦労です。一部世襲の人を除き、ハイグレード男性はこれまでに想像を絶するような努力を超えてきており、今も多忙の身だろうと想像できます。
そうした多忙な男性が結婚相手として希望する女性は「自分の現在の流れを邪魔しない相手」なのではないでしょうか。最近は結婚をメリットとデメリットで語ることが増えていますが、言い切ってしまえば温かい家庭などのメリットが見えつつ、自分の時間が減ってしまうなどのデメリットを最小限に抑えられそうな相手です。
ここで浮かぶのが、そうした結婚は果たして、女性側にとって幸せなのだろうかという疑問です。そこで自分には合わないと感じた場合は、大胆に婚活対象を変えるべきでしょう。余談ですが、アメリカにおける最新の研究では「男性は自分より高い知性を持っている女性に好感を示すものの、逆に交際をしようとは思いにくくなる」という結果が出ていたりします。旧来の日本に有った「夫を立てる女性」が鍵になるかもしれません。
(影山 頼央/結婚コンサルタント)
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