『ICO』と『ワンダと巨像』はモルフォロジカル・アンチエイリアシング対応
HDリマスター版として発売が予定されている『ICO』と『ワンダと巨像』は、どちらもプレイステーションユーザーに衝撃を与えた名作中の名作といわれています。特に『ワンダと巨像』は映画化の噂もあり、世界的に大ヒットしたゲームのひとつです。
さんなHDリマスター版『ICO』と『ワンダと巨像』ですが、モルフォロジカル・アンチエイリアシング(MLAA)対応であることが判明しました。なんだそりゃ!? と思っている人も多いと思いますが、MLAAを簡単に説明すると……。
MLAAは、グラフィックをより美しく表示させることができるシステムなのです。MLAA対応になることにより劇的に変化するのは立体物の「辺」(へん)です。ポリゴンで表示されたゲームは辺の部分がギザギザになるジャギー現象が発生することがあります。
現在発売されているプレイステーション3のゲームでも、けっこうジャギーが発生していてリアル感を損なわせています。なによりもプレイしていて画面が見にくくなり、ストレスがたまることもあります。MLAAによって、そのジャギーが劇的に軽減されるのです。
もちろんMLAAの恩恵は、ほかにも多数あります。HDリマスターというだけでなく、最新の映像技術でよみがえる『ICO』と『ワンダと巨像』。いまから9月の発売が待ち遠しいですね。
画像: Twitter
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。