盗用疑惑の『最後のパレード』著者が「ノミのキ〇タマの8分の1」と発言

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盗用疑惑が浮上し、出版社が自主回収を開始した書籍『最後のパレード』(サンクチュアリ出版)。その著者であり、元・東京ディズニーランド社員の中村克氏が自身のサイトで「淑女の皆様には朝から失礼します」と謝りつつ、「ノミのキ〇タマの8分の1」というタイトルで日記を更新。そのなかで「父に変わって、サンクチュアリ出版様を攻撃しているちっぽけな人たちを叱りつけたいですね」とコメントしている。

中村氏は盗用疑惑が浮上してからというもの、読売新聞社や毎日新聞社などのマスコミに対し、過激な発言をして物議をかもしてきた。ほかにも「焼身自殺をしたい」「草なぎさんの謹慎は不要」などのコメントも掲載されており、精神的に疲れているようすが見て取れた。そんななか、5月1日の日記ではディズニーランドから慎むようにいわれたのか、「今後はディズニーランドに関する本は決して執筆しません」と発言しており、そして2日(本日)には「ノミのキ〇タマの8分の1」という日記を掲載。いささか迷走しているように思えるのだが、その内容は以下の通り。

『ノミのキ〇タマの8分の1』
淑女の皆様には朝から失礼します。私の父は元日本軍の軍曹(上官は池部良氏であったと聞いた記憶があります。)であり、とても厳しく私を躾(しつけ)ました。自分のことしか考えない「せこい」こと=「エガワる」ことをすると・・・「ノミのキ〇タマの8分の1のようなちっぽけな人間になるな!」とよく叱りつけられました。父に変わって、サンクチュアリ出版様を攻撃しているちっぽけな人たちを叱りつけたいですね。
※要約・配慮を加え引用(原文に伏字はありません / 伏字内は男性器)

出版元のサンクチュアリ出版は著作権を持つ人たちと話し合いに入り、誠意ある対応を進めているという。しかしながら、著作権者の一部は「中村さんからいっこうに連絡がない」と苦言しており、そこでも問題が発生しているようだ。中村氏が言うようなサンクチュアリ出版を攻撃している人たちはわずかであり、そのような心配よりも中村氏自身の誠意ある行動を著作権者に見せるべきだと思うのだが、まだそこまで至っていないようである。

また、サンクチュアリ出版はガジェット通信の取材に対して「中村さんのブログ発言と弊社の見解は関係ありません」とコメントしており、中村氏がブログで何を発言しようと、それはサンクチュアリ出版の言葉ではないとしている。ガジェット通信がサンクチュアリ出版を取材した印象としては、事実を厳粛に受け止め、非常に誠意ある対応をしていると感じている。

自主回収を開始した『最後のパレード』が、最後にどのようなパレードで読者が納得するものを見せてくれるのか。それに対し著者の中村氏がどのように出てくるのか、これからも注目すべき点である。
 

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