桃太郎・後楽園に次ぐ新岡山名物!? ゲソ天ラーメン『中華そば 山冨士』

DSC_0805

中国地方第二の都市として知られる岡山

ほどよい規模の繁華街があり自然や歴史遺産もたっぷりの非常にいい街なのだが、矢沢永吉や吉田拓郎といった有名人、プロ野球チームにヤクザまでとことん濃いイメージを兼ね備えたお隣の広島に較べると今一つインパクトに欠けるきらいがある。

しかし!

筆者が今からご紹介する一品はそんな岡山にとって桃太郎、後楽園に次ぐ全国級……いや、ワールド級の名物になること間違いない!

広島を打ち負かし、岡山を中国地方に冠たる都市に押し上げるほどの存在感と鮮やかなきらめきを持った存在……

それは『中華そば 山冨士』ゲソ天ラーメン!!

DSC_0803

山冨士を訪れて印象的なのが、厨房前のカウンターに盛り上げられた大量のゲソ天

これがラーメンに入ることで奇跡的とも言える味の化学反応が起きるのだ。

1613766_1667241756834432_7667769768930018673_n (2)

山冨士のラーメンは豚骨、魚介ベースでしっかりした味付けの醤油スープにストレートの細麺。

ややエッジの効いた醤油風味が独特のコクを生み出しているのだが、麺との相性がいいのであと口はあくまであっさり、すっきりしている。

これだけでも完結し得るクオリティーなのだが、ここにゲソ天が持つ独特のうまみ成分、アデニル酸とグルタミン酸が溶けだすとさらに味の世界観が広がってゆく。

複雑なうまみがふくらみ、そして収斂してゆく葛藤、麺とイカによる二重奏の小気味いい歯ごたえ、スープを吸った天ぷらのひなびた滋味……

そんじょそこらの”〇〇系ラーメン”ではとても太刀打ちできない真実の幸福がこのゲソ天ラーメンなのだ。

筆者はこのラーメンを食べるためならばどんな長い距離を超えても岡山に行ける。

ラーメン好きはもちろん、全国のグルメに味わっていただきたい逸品だ。

※今回紹介したゲソ天ラーメンの正式名称は『天婦羅中華』です。

中華そば 山冨士 本町店

【電話番号】
086-225-6147
【住所】
岡山市北区本町5-13
【営業時間】
11:30~02:00
【定休日】
水曜

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 中将タカノリ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. グルメ
  3. 桃太郎・後楽園に次ぐ新岡山名物!? ゲソ天ラーメン『中華そば 山冨士』
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。