元iPod開発者が発表したスマート温調装置「Nest Thermostat」がモデルチェンジでさらに進化
AppleでiPod開発を率いたTony Fadell氏が創業し、2014年にGoogle傘下に入ったスマート家電メーカーNest社から、自動的に所要の温度に調節するサーモスタット(温調装置)「Nest Thermostat」の3世代目のモデルが発表された。
・元iPod開発者のスマート家電ベンチャー
アメリカでは、前回のモデルが電気代をセーブし、省エネ生活を勧める電力会社が推奨する商品となった。新型は40%も大きく、分かりやすくなった8.3cmのスクリーンと3.4cmの薄型のボディー、そしてスマホで外から操作できる新機能が特徴だ。
・生活パターンも学習するスマート家電
高性能のモーションセンサー付きで、家に誰もいなくなると自動的に空調をオフにする。
何日か使っていると、ユーザーの生活パターンを学習する機能があるので、何もしなくても好みの温度で過ごすことができる。
・スマホで外出先からもスイッチ・オン!
また、外出先からスマホ経由で操作も可能。外の天気が悪くても、一歩先に家の中を快適な温度にしてくれる。ペットを留守番させている家庭には嬉しい機能だ。
子供でも扱いやすい「Nest Thermostat」。新型には煙センサーが追加されるなど、安全面にも配慮している。煙を感知すると、それ以上、煙を広げないよう空調を自動停止。緊急アラームを作動させる。
アメリカでは249ドルで販売中。
「Nest Thermostat」の日本での発売は未定となっている。スマホで操作するスマート家電の波に乗って日本にも上陸するのか…今後の展開に期待したい。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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