【猛暑】日本一暑い館林市の住民10人にインタビュー！「熊谷のほうは館林に負けたくないとかあるみたいね」

日本一暑い町として話題になっている場所といえば、群馬県館林市だ。イオンが実施している最高気温と同じ賞金が毎日当たる『イオン気温ジャンボ』サイトのデータによると、2015年8月7日に館林市は39.1度を記録している。

館林市のいままでの最高気温は40.3度というのだから驚きだ。館林市のお隣、埼玉県熊谷市も「暑い町」として知られているらしい。館林市と熊谷市は、暑さで競い合っているという噂もある。

ちなみに、『イオン気温ジャンボ』の最高賞金額は、館林市が39.1度を記録した日の391000円である。さんじゅうきゅうまんいっせんえんんんんんっ～!! 気温も凄いが賞金も凄い(笑)。

・猛暑だけど住民は大丈夫なの？
とにかく館林市の気温は「それってお風呂と同じ温度じゃん！」とツッコミを入れたくなる高さだが、正直、館林市に住んでいる住民は大丈夫なのだろうか？ 失礼ながら「暑すぎて限界じゃあああ!!」とか、「冷房の電気代を補助金として欲しい!!」と思ったことはないのだろうか？

・日本一暑い館林市の住民10人にインタビューするまで女子アナ帰れません企画
そこで今回、館林市の暑さを体験しつつ住民のホンネを知るため、館林市でインタビュー取材を慣行！ 女子アナ初体験というアイドルの「ゆきちぃ」(20歳)に依頼して、「日本一暑い館林市の住民10人にインタビューするまで女子アナ帰れません企画」を実行した。

・ルール
1. 館林市に住民票がある人10名にインタビューすること
2. 声がけ＆取材依頼＆インタビューを全部ひとりでやること
3. 館林市の良さと日本一暑い町の感想を聞くこと
4. 暑さを体験するためタクシーやバスの使用は認めない
5. 10人にインタビューするまで帰れません
※水分補給や熱中症対策を十分したうえで実行しています

・完全アポなし突撃インタビュー!!
8月某日、東京から館林市にやってきたゆきちぃ。アイドルグループ『アトランティス城』のメンバーで、アイドルとしては完全な新人。そんな彼女は女子アナも初体験であり、うまく話せるかどうか非常に危うい状態。

マイクを持って駅前をウロウロするゆきちぃだったが、はたして10人達成できるのか!? 完全アポなし突撃インタビューの結果は以下のとおり。

・館林市の住民10人にインタビュー
1人目: ラーメン屋『米屋』の店主
— 館林市の良いところは？
「館林は災害がないんだよ災害。台風がきても、どっちかに抜けちゃうんだよ。台風とか全然だよ。館林は少ないよ。もうここ(店の営業は)35年だけど、僕も東京からこっちにきたんですよ。だからよそ者だけど35年いるけど、台風とかそういうのは全然こないね」

— 暑さで他の地域に負けたくない気持ちは？
「あんなの(館林市の気温の計測方法は)インチキだって熊谷の人が怒ってたけど去年は(笑)」
「暑いのはよそに飛んでってくれたほうが一番いいさ(笑)」
「東京の熱風がこっちにきて、(熱気が)落ちるところが(館林市は)一番近いんだってね。30年位前はこんなに暑くなかったんだけどね。今年は特に暑い！」

2人目: 氷問屋『野澤屋』の女将さん
— 館林市の良いところは？
「館林は比較的災害がなくて、非常に住みやすい町なんですよ。ただ、日本一暑い町というのは、私たちにはあまりありがたくない。日本一じゃなくていいから、もう少し涼しいほうが良いって、住んでいる人は思ってます。日本一暑い町というほうが確かに有名なんですけど、それ以上に、私たちには、江戸時代からある館林のツツジがあるので、そちらのほうで認識してもらって、有名になってもらいたいというのが本音なんです」

— 暑さで他の地域に負けたくない気持ちは？
「私は個人的にはそういうのはありません(笑)。暑さで負けたくないとか頑張りたいとかそういうのは。あまりにも暑いとお客さんがお見えにならないんですよ」

3～7人目: 駅前にいた仲良し5人組み
— 館林市の良いところは？
「控除ガイッパイアッテ、働キヤスイコトガ、イチバン良イナト思イマス。暑サハツライケド(笑)」

— 暑さで他の地域に負けたくない気持ちは？
「マダ ソノヘン ワカラナイデス」

8人目: 食堂の明るい女将さん
— 館林市の良いところは？
「緑がたくさんあること。市役所とかね。金山とかツツジがあるからね」

— 暑さで他の地域に負けたくない気持ちは？
「熊谷は負けたくないって気持ちはあるだろうけど、館林の私らからすると、負けたくないってのはないです。熊谷のほうは(負けたくないとか)あるみたいね」

9人目: 駅前にいた優しい男性
— 館林市の良いところは？
「時期はまだなんですが、金山という場所があるでしょう？ 5月の頃がいちばんいいよね」

— 暑さで他の地域に負けたくない気持ちは？
「まあ新聞ですよね。暑いからってよく館林のことが書いてある。そういうの(気温の勝負)は負けたくないですよね」

・ムキになっているのは熊谷市民だけ!!
都合によりインタビューは9人で終了してしまったが(動画参照)、正午から18時過ぎまで徹底的に歩き回り、館林市を取材した。

その結果、ほとんどの館林市民が熊谷市をライバル視していないことが判明。つまり眼中になし！ 館林市民は「こっちはなんとも思ってない。ムキになっているのは熊谷市民だけ」と思っているのだから、まさに王者の余裕といったところだろうか。

・今回のインタビューと取材でわかったこと
1. 館林市民は熊谷市と暑さ対決しているつもりはない
2. 熊谷市民は館林市を暑さ対決でライバル視している
3. 熊谷市民は館林市の気温の計測方法に疑念を抱いている(不正はないのだけど)
4.『イオン気温ジャンボ』では今のところ館林市の39.1度が暑さ1位で期間中最高賞金額を記録(賞金391000円)
5. 館林市が暑いのは東京都の気温上昇の影響があるかもしれない
6. 館林市では本格的なカキ氷が200円で食べられる
7. 館林市民はみんな優しい

・全国の最高気温から目が離せない
もうすぐ8月も終わろうとしている現在。はたして40度を突破する地域は出てくるのだろうか？『イオン気温ジャンボ』は8月31日まで受け付けているので応募したいところだが、賞金の額が最高気温で決められるだけに、館林市にはもっと暑くなってもらいたいかも(住んでる人すいません)!?

……ちなみに、9月は残暑が厳しいかもしれず、暑さから解放されたい人にとっては悩ましい時期にもなりそうだ。

https://youtu.be/u2CUceEIGdI

もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/08/26/tatebayashi-kion/

提供: イオン気温ジャンボ
制作: バズプラスニュース
出演: ゆきちぃ、菅原県