質問があればスマホを振れ! スマホやPCから『家庭教師のトライ』講師の映像授業が無料受講できる『Try IT』を体験してみた

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質問があればスマホを振れ! スマホやPCから『家庭教師のトライ』講師の映像授業が無料受講できる『Try IT』を体験してみた

『家庭教師のトライ』で知られるトライグループは、スマートフォンやパソコン(PC)から講師の映像授業を無料でオンデマンド受講できるサービス『Try IT』を7月21日に開始しました。中学3年分の授業が受け放題で、受講者の年齢制限もないので社会人でも受講が可能。実際に授業を受けてみたのでレビューをお届けします。

中学3年間の4教科6科目がだれでも無料で受講可能

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『Try IT』は、PCのブラウザやiOS/Android用スマートフォンアプリから映像授業を無料で受講できるサービス。プレスリリースによると、「塾がない」「家庭教師が派遣できない」といった地域による教育格差、所得による教育格差の解消がねらいとのことですが、無料で大丈夫なのでしょうか?

『Try IT』では、授業を受講して分からない点があった場合、1回500円で質問できる『添削指導サービス』が利用できます。質問は映像授業に関するものだけでなく、写真をアップロードして学校や塾のテキスト、参考書について質問することも可能。塾や家庭教師のように決まった時間ではなく、好きな時間に授業を受けて先生に質問できるのが特徴です。

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受講できるのは、中学3年間分の英語・数学・理科・社会(地理・歴史・公民)の4教科6科目。受講には年齢制限がないので、小学生が中学の教科を勉強することも、社会人が改めて勉強し直すこともできてしまいます。実際の受講の流れを見ていきましょう。

保護者と生徒を登録

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『Try IT』を利用するには、まず保護者がユーザー登録した後、実際に受講する生徒を登録します。社会人の場合は、保護者と生徒が同じユーザーとして登録することも可能。

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保護者用のダッシュボードからクレジットカード情報を登録すると『添削指導サービス』が利用可能になるのですが、利用額には上限を設定することもできます。

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生徒は、保護者に登録してもらったIDとパスワードでPCサイトやアプリからログインして受講が可能。アプリのダウンロードURLは以下の通り。

【iOS(iPhone)】の場合 https://itunes.apple.com/jp/app/id1010558258?mt=8
【Android】の場合 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.trygroup.tryit.student

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授業は項目別にタイトルがついているのですが、生徒が現在使用している教科書を設定すると、教科書の目次に沿った分類で授業が表示されるので便利。予習や復習に活躍しそうです。

スマホ視聴に適したコンパクトで充実した授業

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『Try IT』の授業は、1回約15分程度。スマートフォンで視聴しても疲れない、ほどよい長さに設定されています。1対1で語りかけるように話す授業のスタイルは、まるで家庭教師に教わっているかのよう。集中力が途切れることなく、最後まで視聴することができます。

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授業の分かりやすさも大きな特徴。『家庭教師のトライ』で実績のある講師陣が授業を担当しています。数学の今川先生が整数の証明問題で、「文字の計算」を「文字の定義」と「結論」で挟むことから「証明はハンバーガー!」と解説しているのは、「なるほど分かりやすい!」と納得してしまいました。

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縦持ちの画面でも見やすいのですが、横持ちにするとより大きな画面で視聴可能。板書にも工夫がされていて、固定した文字は黒板にプロジェクションしてクッキリ見やすく表示してくれます。

スマホを振って実際に質問してみた

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授業に質問ができる『添削指導サービス』を利用してみましょう。『Try IT』アプリで授業を視聴している間に、分からない個所があったらスマホを振る! これで分からない個所を記録しておくことができます。PCやタブレットでは、ボタンをタップして分からない個所を記録。

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スマホを振ると、画面には「今すぐ質問する?」というダイアログを表示。その場ですぐに質問してもよいし、後で分からない個所を確認してから、改めて質問することもできます。

授業中に質問するのって、自分が理解できていないことを知られるみたいで恥ずかしかったりしますよね。でも、このスマホを振って質問する『Try IT 機能』は、質問する行為が楽しくなってくるのがポイント。振ったときに「Try IT!」と声が出るのも楽しいですよ。

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筆者は、中学1年生の数学「“偶数”“奇数”を文字で表す」で質問をしてみました。偶数は「2m」で表すのに対して、奇数は「2n-1」で表すと教える先生。なぜ「2n+1」ではないのか疑問に思ってしまったのです。筆者からの質問は以下の通り。

奇数を表すのに、「2n+1」ではなく「2n-1」とするのはなぜなのでしょうか。
「2n+1」とすると間違いになるのでしょうか。

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しばらくしてアプリを立ち上げると、質問に対して「返信あり」の通知が! ドキドキしながら先生の回答を見てみます。

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回答は手書きでびっしり! ちょっと感動してしまいました。回答内容は要約すると

・nが自然数の場合、「2n+1」では「1」を表すことができないので、「2n-1」で表すのが正しい
・「n=0以上の整数」という条件なら「1」を表すことができる
・nに対する条件、「2n+1」「2n-1」に対する条件によって、どちらも可になったり、どちらかが不可になる

というもの。なるほど……。よく条件を確認して定義する必要があるということですね。

理解度をテストでチェック

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各授業には『10分確認テスト』が用意されているので、授業が理解できたかどうか確認してみましょう。テストはPDF形式で用意されているので、プリントアウトすれば塾のテストのように利用できます。もちろん解答も用意されているので、答え合わせで分からないところがあれば『Try IT 機能』で質問してもよいでしょう。

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中間試験や期末試験の対策に使える『テスト対策編』の授業も用意。定期テストの予想問題で構成される『ニガテがわかるチェックテスト』を受けた後、テストの内容を解説する映像授業を受けられるので、より塾に近い形で自宅でも学習を進めることができます。

現在は中学生向け授業のみとなっていますが、今後は小学生や高校生向けの授業も配信していく予定とのこと。学生の子供を持つ親はもちろん、「英語を勉強し直してみたい」「もっと歴史を勉強しておけばよかった」と考えている社会人にも役立ちそうな『Try IT』。受講は無料なので一度体験してみては。

《公式》Try IT|家庭教師のトライが提供する”永久0円”の映像授業トライイット
https://www.try-it.jp/

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

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