インディーゲームの祭典『BitSummit 2015』が開催概要と出展者を発表
日本のインディーゲームを世界へ発信することを目的に2013年に立ち上がったイベント『BitSummit』は、第3回となるイベント『BitSummit 2015 Return of the Indies』を7月11日(土)から12日(日)の2日間にわたって開催。開催概要と出展者がウェブサイトで発表されました。
会場は昨年と同じく京都・みやこメッセ。初日となる7月11日(土)の10~12時はビジネス目的の来場者とメディアのみの入場となり、一般入場者は12時以降に入場可能になります。12日(日)は終日、一般の入場が可能。
『BitSummit 2015 Return of the Indies』開催概要
日時:
2015年7月11日(土)10:00~17:00
2015年7月12日(日)10:00~17:00場所:
みやこメッセ
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
http://www.miyakomesse.jp/入場料:
一般 1000円
中高大学生 500円
小学生以下 無料主催:
BitSummit実行委員会
一般社団法人 日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)
Indie MEGABOOTH
京都府
今回からイベントの運営は一般社団法人として4月に設立する日本インディペンデント・ゲーム協会が担当。キュー・ゲームス、ピグミースタジオ、ヴィテイ、17-Bit、オーツーの5社が協会に参加します。また、欧米を中心にインディーゲーム開発者コミュニティの核となり、出展サポートやメディアサポートで開発者を支援してきた団体であるIndie MEGABOOTHをパートナーに迎え、海外への発信を継続的に支援していく考え。
公式サイトには出展予定の79タイトルが公開されています。クラウドファンディングの成功事例としては、『Kickstarter』で資金調達を果たした稲船敬二氏の『Mighty No.9』、NIGOROの『LA-MULANA 2』、『Makuake』で資金調達を達成し注目を集めた『Airship Q』(Miracle Positive)が出展予定。
既にコンシューマープラットフォームにも展開する『TorqueL(トルクル)』(FullPowerSideAttack.com)、『Nom Nom Galaxy』(キュー・ゲームス)、逆にXbox One版からPC版に展開した『D4: Dark Dreams Don’t Die -Season One-』(ACCESS GAMES)も出展されます。
このほか、ラショウ氏が30年ぶりに続編を手掛ける『ボコスカウォーズ2(仮称)』(ピグミースタジオ)など、現在のインディーゲームシーンの勢いを感じさせる注目作がズラリ。過去の例から見て、当日会場でサプライズ発表されるタイトルの登場も予想されます。
第1回には48組、第2回には約120組のインディーゲーム開発者が出展し、第2回には一般来場者も受け入れ5000人以上が来場するという規模に成長している同イベント。独特な熱を生み出しながら成長してきた過去のイベントについては下記のレポート記事をご覧ください。
「自分が作りたいゲームを作ろう」 日本のインディーズゲームを世界へ発信するイベント『BitSummit』レポート
https://getnews.jp/archives/298243[リンク]
開発者が主役となる舞台へ インディーゲームの祭典『BitSummit 2014』レポート
https://getnews.jp/archives/554986[リンク]
出展作品をプレイしたり開発者と交流でき、日本のインディーゲームシーンの最前線を目撃できる『BitSummit』。作り手の熱を感じられるゲーム、面白いゲームに出会いたいという方は足を運んでみては? ガジェット通信も取材を予定しているので、続報をお楽しみに。
Bitsummit 2015 | A KYOTO INDIE GAME FESTIVAL
http://bitsummit.org/2015/?lang=ja
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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