しずくだうみ、新作は「すべての曲が特定の個人への私信」 配信開始&新曲MVも公開

しずくだうみ、新作は「すべての曲が特定の個人への私信」 配信開始&新曲MVも公開

鍵盤弾き語りをメインに活動する闇ポップ・シンガー・ソングライター、しずくだうみの3rd E.P.『透明コンプレックス』が、OTOTOYで配信開始された。

配信特典として、手書き歌詞カードと未発表写真のPDFデータが付属。24bit / 48kHzのハイレゾ版も配信されている。また、収録曲「さようなら」のMVも公開された。

前作『泳げない街』に比べシンプルなアレンジで、弾き語りの要素が前面に出ている本作。しずくだは「すべての曲が特定の個人への私信である」と語っており、より一層「闇ポップ」さが際立つ作品となっている。

アレンジおよび録音はゲーム音楽の制作やバンド、野獣のリリアンなどで活動する吉田仁郎が担当。すべて楽器、歌の録音も仁郎の自宅スタジオで行われた。もともと、しずくだから「弾き語り+多少の味付けぐらいのアレンジで」とリクエストがあったそうで、シンプルながらもそれぞれの曲で違う楽器を使用するなど、随所に仁郎のこだわりが光るアレンジとなっている。特に「いじわるなきみのこと」では仁郎自身が演奏したバイオリンを使用。ピアノと歌、ストリングスの絶妙な絡みは、ぜひじっくりと聴いてほしい。

MVとなった「さようなら」は、本作のなかで唯一バンド・アレンジが施されている。こちらは、透明感のある映像を意識しつつ、「王道闇ポップでありながらも、インパクトを重視したアレンジを心がけた」とのこと。その言葉どおり、後半にかけて盛り上がりをみせる曲展開にはぐっと引き込まれ、ラストを飾るにふさわしい仕上がりとなっている。

厳選された4曲は、心の闇の部分を強調した歌詞をふくめ、彼女の魅力が存分につまっている。まだ、しずくだうみを知ったばかりという方も、この音源から彼女の闇に足を踏み入れてみてはいかがだろうか。(前田将博)

しずくだうみ 3rd E.P.『透明コンプレックス』より 「さようなら」

https://youtu.be/p2ffbWhg0ds

■しずくだうみ『透明コンプレックス』
・24bit/48kHz OTOTOY配信ページ
http://ototoy.jp/_/default/p/53453
・OTOTOY配信ページ
http://ototoy.jp/_/default/p/53452

【収録曲】
1.ゲーム
2.血のインクといちょうの木
3.いじわるなきみのこと
4.さようなら

・2015年注目の女性シンガー・ソングライター2人が語る「女の子が歌う理由」――しずくだうみ×タグチハナ対談&ハイレゾ配信!!
http://ototoy.jp/feature/index56.php/2014121501/

・しずくだうみ オフィシャルサイト
http://szkduminfo.tumblr.com

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OTOTOY

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ウェブサイト: http://ototoy.jp/

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