ギュウゾウ(電撃ネットワーク)BiS解散翌年よりアイドルフェス連続開催 7/12にはアルタで【笑っていいかも!~増刊号だっぺ!】

ギュウゾウ(電撃ネットワーク)BiS解散翌年よりアイドルフェス連続開催 7/12にはアルタで【笑っていいかも!~増刊号だっぺ!】

 過激なパフォーマンスで世界中にファンを持つ電撃ネットワーク。そのメンバーであるギュウゾウが、今年に入って【ギュウ農フェス】なるアイドルイベントを畳み掛けるように開催していることはご存知だろうか?

ギュウ農フェス出演アイドルのライブ写真一覧

<興味のなかったアイドルの世界へ飛び込ませた存在>

 まずギュウゾウとアイドルの関係性を知らない人の為に説明すると、彼はいわゆるAKB48やももいろクローバー以降のアイドルムーヴメントに芸人仲間たちが盛り上っていても、その硬派なイメージ通りほとんど反応を示さない存在だった。が、しかし、自身と同じく過激なパフォーマンスやアプローチで活躍していた異端児アイドルグループ BiSの存在を知ると、それまでの非アイドルファン姿勢を覆し、自腹でライブに足を運んではモッシュやクラウドサーフ、リフトなどを観客と一緒になって展開。完全なる研究員(BiSファンの総称)と化し、その影響は電撃ネットワークにも及び、2013年9月の野外フェス【AOMORI ROCK FESTIVAL’13 ~夏の魔物~】では、BiS、非常階段と共に電撃BiS階段なるユニットを組んで、トイレットペーパーやら火花やら大量の鶏の手やら、本来ライブ会場に飛び交わないものが飛び交う事件を生んだ。

 その後も雑誌での自身の連載で毎回BiSを取り上げたり、各界の著名人に直接CDを手渡していくプロモーションまで行ったりと、2014年7月の解散ライブまで愛するBiSの為に奔走。このエピソードは今でも芸人やアイドルファンの間では語り草となっている。

<ネクストブレイク候補のアイドル対バンイベントを次々と実現>

 そんなギュウゾウがBiS解散の翌年、2015年2月に突如【ギュウ農フェス】なるアイドルイベントを開催。地元栃木の企業スポンサーと組み、ネクストブレイク候補のアイドルたちの対バンイベントを次々と実現している。つい先日、羽田空港 国際線ターミナル TIAT SKY HALLにて開催した【ギュウ農フェスvol.2】では、妄想キャリブレーション、ゆるめるモ!、アイドルネッサンス、BiSH、おやすみホログラム、エレクトリックリボン、T!P、ガールズq/bといった面々を招聘し、狂喜乱舞するアイドルヲタと、その光景に当然ながらクレームを入れる会場スタッフとの板挟みになりながら、それでもまるでアイドルのように笑顔を絶やすことなく、イベントを成功へと導いてみせた。

 その人柄もあってか、6月28日に同所で行われる【ギュウ農フェスvol.3】も中止にすることなく、7月12日にはあのスタジオアルタにて【ギュウ農フェス Vol.4&Vol.5 ~笑っていいかも!~増刊号だっぺ!×BEAT LINE TV.】を開催。昼の部では、さんみゅ~×アイドルネッサンスの純白アイドルグループ同士のツーマンライブを実現し、夜の部では、Negicco×PASSPO☆というこれまた興味深い組み合わせのツーマンライブを実施する。

<このストーリーが一体何を生み出すのか>

 BiSの活動中は他のアイドルグループにはさほど関心を示していない印象のあったギュウゾウが、今、シーン全体を見渡しながら同イベントを畳み掛けるように開催している理由。それは自身を熱狂させてくれたアイドルの可能性を狭めない為かもしれないし、地元栃木の魅力を知ってもらう為かもしれないし(このイベントでは、栃木の名産をお客さんへのお土産として渡している)、はたまたその胸に秘めた別の理由かもしれないが(近々話を聞かせて頂きたいと思っている)、かつてアイドルに興味のなかった男がBiSと出逢い、今ではアイドルシーンに欠かせない存在になりつつあるこのストーリーが一体何を生み出すのか。ぜひ注目してほしい。

取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:内山直也

◎【ギュウ農フェス Vol.4&Vol.5 ~笑っていいかも!~増刊号だっぺ!×BEAT LINE TV.】
07月12日(日)新宿スタジオアルタ
昼の部(Vol.4)OPEN 12:15 / START 12:45
夜の部(Vol.5)OPEN 17:30 / START 18:15
出演(Vol.4、昼の部):さんみゅ~、アイドルネッサンス、ギュウゾウ(電撃ネットワーク)
出演(Vol.5、夜の部):Negicco、PASSPO☆、ギュウゾウ(電撃ネットワーク)
料金:前売券 Vol.4、Vol.5ともに3,500円(税込)/当日券4,000円(税込)
※入場時にドリンク代300円が必要となります。
座席形態:全自由(入場整理番号あり)
チケット取扱:e+チケット購入ページ(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
※チケット発売中
主催:ギュウ農フェス制作委員会
協力:BEAT LINE TV.
問い合わせ [email protected]
http://www.gyuzo.com/gyuno/fes

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